カテゴリー・アーカイブ: おしらせ
注意力を鍛えるには!
注意力を鍛えるには常に危機感を持つことです。
ピアノは何度も弾けば、自然にうまくなる物ではありません。
必ず、頭を使いましょう。
練習しながら、
「あ、もうすぐ、よく間違えるところだから、気をつけよう!」とか
「あ、次は休符だから、手を離さなきゃ!」
「次は小さく弾くんだった。」
「次は指づかいに気をつけなきゃ!」
「ここは指をもっと丸めなきゃ!」
など、記憶を呼び起こして、頭で考えながら、弾くべきです。
何も考えずに弾くのは絶対にダメ!
脳が老化して、若年性アルツハイマーになりますよ。
それに大人になったら、どうやって生きていくの?
努力をしなきゃ、喜びは訪れません。ちょっとくらいの頑張りで「私、努力したのに出来ない~」なんて甘えている子は努力というものを知らない子。努力の度合いを知りましょう。
世の中はそんなに甘くないですよ。
ミスしたら、のだめみたいに、「後ろからハリセンが飛んで来る~!」という危機感を持ちましょう。または、ミスや注意を怠ったら、オヤツは無し、夕食は1品減らされる、家の外に立たされる!など、何かルールを作って脳を鍛えましょう。
危機感がなければ、注意力は育ちません。
甘やかされて育った子は本当に大人になったら、困りますよ。
ピアノは脳に良い習い事とされていますが、それを活用できる学び方で習いましょう。
それでなきゃ、お月謝が勿体ないから、親不孝ですよ。
お金はお父さんやお母さんが一生懸命に働いて得た大事なものです。
ありがたみを感じましょう。
親不孝をするとバチガ当たりますよ。
私もそんな状況でお月謝を頂くのは申し訳ないので、当分、お休みして頂いても結構です。
「ピアノを続けるなら、注意力をピリピリ働かせる!」or「注意が出来ないから、ピアノを辞める!」のどちらかを選択させるのも良いでしょう。
よくお子さんに言い聞かせてご決断下さい。
ピアノを続けるなら、おうちで一生懸命、練習に励んでください。
本番間近ですから、良いチャンスです。GO!
(みんなに上手くなって、トロフィーを持たせたいから本音を申しました。<m(__)m>)
指の形・雑に弾く子
先生に何度も言われても指の形が直せない子は自分に甘い子です。
「学ぼうという気がありますか?」と尋ねたいくらいです。
指の形が悪いと
①はっきりした良い音、透る音が出ない。
②速いパッセージ(音型)が弾けない。
③指くぐりが遅いので旋律がなめらかに弾けない。
④和音が揃わない。
⑤深い響きが出せない。
⑥アピール性のある音が出せない。
一刻も早く指の形を直す努力をしてください。
絶対に良い結果にはなりません。
それから雑に弾く子も考え物です。
「お母さんに言われて、やらされてるからレッスンに来ているだけ。」という気配の子がいます。
いやいやピアノをやっているなら、辞めた方がイイですよ。
お父さんお母さんのお蔭で、学べることに感謝しましょう
そして、レッスンに来ることが「学ぶ」ということだと意識して通って下さい。
これが理解できれば、今後メキメキ上達すると思いますよ。
これが理解できない子は上位入賞には入れません。
気持ちを新たに頑張りましょう。
期待しています❤
今回は出来映えが悲しいなぁ!
ファイナル本番まで準備不足の人が多く、悲しい状況になっています。
もっと本気を出してください。
耳は機能しています。
自分の音をよく聴いて練習していますか?
今回トロフィーが取れそうな子が一人しかいません。
メッチャ少ないです。
毎日「明日が本番だぁ!」という思いで、必至さを出してください。
本当にこのままではいけませんよ。
自分を追い込んでいますか?
捨てる先にある宝物(必読)
赤松先生のセミナーやコンサートの日程を検索していたら、次の記事が見つかりました。
良いお話ですから、皆さんにもご紹介いたします。
「4歳の時にはテレビで特集が組まれ、数々の国内外コンクールで優勝や上位入賞をしている。洗濯機もテレビも無いという決して裕福な家庭ではないけれど、母親は彼にピアノを弾かせたかった。一軒家のリビングにはアップライトピアノと彼が常にいた。世界で認められるために、彼がしたこととは・・・
《捨てきる先にある宝物》
子供の頃から真剣にピアノをやっていましたが、日本のシンドラーと言われる杉原千畝(すぎはらちうね)氏に憧れ夢は外交官。ピアノでプロになる気はありませんでした。小学6年生で全日本学生音楽コンクールで1位になった時も「外交官になります」と言うものだから芸大の先生からは白い目で見られました。
中・高・大も音楽に関係の無い普通の学校へ進み、外交官になるにしても音楽での節目が欲しかったので、神戸大学四年生の時にドイツの国際コンクールを試しに受けたら日本人初の上位入賞。テレビや新聞の取材が組まれたり、CDが発売されました。契約書を書き賞金が小切手で渡され世界各地でのコンサートが決まりました。
しかし、世界レベルを目の当たりにして日本だけで活動してきた甘さを痛感し大学を卒業してから本格的に勉強をしました。 ドイツで1年半活動しましたが成長に限界を感じ、4ヶ月間ヨーロッパ文化を学ぶ為に放浪しました。
“マダム・リスト”と呼ばれるフランス・クリダがパリに居ると聞き「あなたの弟子にして下さい」とFAXを送って頼み込み、弟子にしてもらいました。それからの2年間マダムからは「全く駄目」だけの完全否定。心が折れる余裕も無い程、ずたずたでした。
『どうしたら良くなるか?』を考えも無理だったので、『どうしたら駄目になれるか?』と逆に考えその駄目になる方法を全て排除していきました。その方が早く自分の駄目な部分を改善できました。
もがき苦しんだ後、受けたコンクールは全て通過することができました。
この闘い方をヨーロッパでの演奏活動を続ける中で学んでいき、どうやったら勝てるか、常に考えて演奏するようになりました。これからも自分の演奏に妥協することなく、ピアノを弾き続けます。」
❤みんなも強い気持ちを持ってピアノを学び続けてくださいね。
人間としてかなり鍛えられると思います。
小さい子の演奏とは思えない!
熊蜂飛行を小さな手でここまで弾けるとは!
指がよく動く。濁ったり、すべる音もなく、指をよく上げている。
決していい加減に弾いていない。
きっとこの子は頭もイイのでしょうね。
下のURLからご覧ください。