12月 15

海外のコンクール

写真はハンガリーのピアノコンクールに審査に行かれた赤松先生の記事です。
やはり、外人は音楽について思慮深く曲を考え、それを音にする!と言う感じですね。
私もいろいろ考えましたが、何処の方向から考えても到達する所は音色に尽きると思いました。
本当に奥深い勉強ですが、遣り甲斐があり、もっと自分を磨こう!と思える作業です。

記事の中に
①演奏には否が応でもその人となりが出てしまうことを肝に銘じて欲しい
②知性・素質は技術となってハッキリ現れる物ですから、裸になるより怖いことです。音楽人生を真摯に歩まれることを切に願う
③(海外の)彼らは思考と洞察の深さを表現するだけの語彙と語法を持ち合わせ、その為にどういった技術が必要かということを冷静に捉えている。
④ヨーロッパの若者たちが日本の同年代と決定的に異なるものは…日本人の教育にあたる姿勢を問われているような気がします。
とあり、一番最後の言葉にショックを受けました。
やっぱり頭脳を高めないと演奏が上手くならないのかぁ!って思いました。

12月 13

名フィルの川瀬さん発見❢

昨日は金山付近を車で走っていたら、なんと横断歩道に名フィル指揮者の川瀬賢太郎さんが歩いているではないか‼️黒いスーツにマフラーをガンガンにしてスーツの襟の中に入れて、コンビニらしき白いビニール袋を手にしていました。
フォレストホールの方に歩いて行ったので、今はオケのリハかな?と調べたら、12/21にクリスマススペシャルコンサートがあるんですね。
彼の初めての専属指揮者就任が名フィルなので、今は6年目くらいかな?
名古屋に来ると「あ〜、帰って来たんだ。」って思うみたいですね。
現在は神奈川フィルの指揮者もされているみたいです。
この人は指揮者としては若く売れているので、平均1ヶ月に約2回の公演があると曲も多く、頭も使い多忙だと思います。

「のだめ」の千秋先輩の指揮の指導をされた一人ですね。
あ、名指揮者の外山さんからも絶賛されていますね〜。

動画をご紹介したかったのですが、拾えないので、もし宜しければ、「川瀬賢太郎 みなとみらい 動画」で検索なさってください。指揮の風景がご覧になれます。

12月 12

モスクワのレッスン風景

牛田君、モスクワ音楽院のレッスン風景です。
なんと、ピアノコンツェルトを3曲‼️
プロコの3番、リストの1番、グリーグのレッスンだそうです。
何時間かかるの?って思っちゃいます。
牛田君は左のピアノの方に座っていますね。
普通、日本の音大や著名な先生のご自宅のレッスンではピアノを2台くっつける所が多いですが、モスクワは土地が広いからか、窓があるからなのか、分かりませんが、真ん中が空けてありますね。

12月 12

凄く速い同音連打

素晴らしいデュオの動画をご紹介しましょう。

ご夫婦だからこそ、男女でこんなに接近できるのでしょうね。
それにしてもメッチャ速い同音連打です。
昨日のブログのアルゲリッチも速かったですね。
グランドピアノでなきゃ、この速さは出来ませんね。
動画をご覧ください。
12月 11

さすが、アルゲリッチ!

ブゾーニとジュネーブ国際ピアノコンクールで優勝しているアルゲリッチが演奏するスカルラッティ・ソナタの動画をご紹介いたします。アルゲリッチの祖先はスペインからアルゼンチンに移住して来ました。お父様は経済学の教授&会計士です。一家はユダヤ教からキリスト・プロテスタントに改宗し、アルゲリッチが保育園時代に「どうせピアノなんか弾けないよね~!」と人から挑発され、そこから名教師について猛練習し、這い上がりました。

動画をご覧頂くと、初めにお辞儀をした後、ハンカチをピアノの中にポ~イ!っと投げる様子はユニークですが、彼女なら許されるのでしょうね。
それにしても同音連打の指変えが速い❣️離鍵も速い‼︎
中音域がチェンバロのように聴こえて来る。

赤松先生が以前、ピアノでスカルラッティを演奏された時も不思議とチェンバロのように聴こえて来たことがありました。
 
バロック時代に合ったタッチと離鍵が第一ってことですね。
とにかく、動画をご覧くださいね。↓

12月 11

音感について

音感の根源を辿ると、行き着くところはこれですね。
①階名識別感覚…みんなが良く理解していること。
②倍音チューニング感覚…日本では語られていなかったこと。ヨーロッパは教会の賛美歌がハモって歌われたり、街では偉大な作曲家の音楽があちこちで聴ける。一音を出せば、ハーモニーを感じる音が頭の中に浮かぶのでしょうね。文化の違いかな?