コンクールやきらめき音楽祭で小さなお子さんはペダルが届かないので、どうしてもアシストペダルや足台が必要になりますよね。良い響きの音楽にするには必要な道具です。曲によっては必要ない物もありますが、たいていのお子さんはお持ちになられています。
足台は段階を調整できますし、アシストペダルは高さが変えれたりするので使い方が多様です。幼児から小学5年くらいまで使用できます。また、ダンパーペダル(右のペダル)とウナコルダペダル(左の弱音と音色を柔らかくするペダル)を両方使われる曲を弾く人はアシストペダルを2つ持っていらっしゃる人もみえます。
セットでご購入される人、バラでご購入の人、それぞれです。まだお持ちではない人はセール(矢木楽器さんは2016.2.28まで)の時にお求めになるのも良いかも知れませんね。
今年の記念すべき作曲家は…
2016年の記念すべき作曲家をご紹介いたします。
写真には有名どころとして、サティ―が生誕150年で代表曲は「ジムノペティ」があり、ゆったり癒し系の曲です。コンクールやきらめき音楽祭には向いていないかも?皆さん、たぶん聴かれたことがあると思いますよ。
その他、ヒナステラが生誕100年です。代表曲で私の好きな曲はアルゼンチン舞曲集の中の「ガウチョの踊り」です。jazzの要素もあり、とても難曲ですが、グリス有り、派手やかで面白い曲です。ユーチューブでお聴きください。
他にスクリャービンが没後100年でエチュードOp.8-12がいいですね。
生誕150年はシベリウスとデュカスがいますね。シベリウスは「樅の木」という素敵な曲もあります。デュカスは「魔法使いの弟子」がイイですね。その他、グラナドスが没後100年が目につきました。グラナドスは「アンダルーサ」が有名です。これも宜しければ、ユーチューブでお聴きくださいね。
きらめき音楽祭の曲は難易度の高いコースから決める予定です。今のうちにいろいろな曲を聴いておくとイイですね。
きらめきのコ―ス決め☆
☆新年度のきらめき音楽祭はどのコースでエントリーされるか悩まれていらっしゃる方がみえます。
①無難に今の進度のコースでエントリー!
②ちょっぴり背伸びして一つ上のコースで!
③自分の実力を試す為、飛び級狙い&チャレンジ精神旺盛に2つ上をTRY!
1つ星~5つ星くらいなら、飛び級は可能かも知れませんが、ツェルニー30番(6つ星レベル)に入ったばかりの子が8つ星やマエストロにチャレンジするのは危険だと思います。難易度の高い曲は指がさけそうになるくらいの和音の連続があったり、ひとつの曲の中で移調が何度も出て来て、♭7つの調号→#5つ→♭4つに変わり、また♭7つ→#5つになるというような曲があり、脳の切り替えが瞬時に出来るかが試されます。音楽の世界をなめていると大変ですよ。(ひゃ~こわっ!)
※但し、自分のレベルより下のコースでエントリーするのは違反ですよ。逮捕されるかも?(笑)
※1つ星の子が「今度はマエストロで出るぅ~!」という子もいますが、ご自分のピアノ技術を考え、血と汗が滲む練習と楽曲の理解がどれだけ出来るか、よーく考えましょう。「石橋を叩いて渡る」「身の程知らず」という言葉もありますから、カウンターパンチを食らわないようにご注意ください。
☆さぁ、あなたはどうでしょうか?
A.昨年Finalで大きなトロフィーを逃したので、どうしても大きなトロフィーを手にしたい人は・・・上の①かな?(大きなトロフィーの確約は出来ませんが、努力次第です。)
B.エチュードの進度はそれ程、進んでいないけど、昨年大きなトロフィーを頂いたので、一つ上でチャレンジしたい人は・・・②or③かな?
☆上の結果、その後の進みはどうなるのかしら?
Aの人は毎年、順を経て着実にのし上がるタイプ
Bの人は上のレベルでエントリーしたので、その次の年も同じレベルになる可能性があります。しかし、運よくまた大きなトロフィーをGET出来れば、段々上級レベルの曲にチャレンジ出来るかも?(こういう子は才能があるのかなぁ?)
Bの人で、反対に自分を過信しすぎて、ボロボロの結果になる恐れも!(練習にどれだけ努力を要したかが問題ですね。努力を惜しまなく、頭を使って練習出来る子はどれだけでものし上がるチャンスがありそうですね。)
☆これまでにこういう人がいらっしゃいました。
・ツェルニー30番に入ったばかりの子がコンクールでツェルニー40番後半レベルの曲を弾いて、なんと銀賞を受賞した子がいます。
・3つ星レベルの子が背伸びして、5つ星でチャレンジしてトロフィーをGETした子もいます。
・ちょっと難易度の高いコンクールにチャレンジして、謙虚でコツコツ努力した結果、めでたく入賞した子も!
・昨年、金賞をGETして気が緩み、「練習はこれくらいでいいな!」と安易に考え、次は不本意な結果に・・・。(「一生の運を使い果たした!」とお母様が仰っていましたが、良い結果の後の心構えも大事ですね。)
・今の自分のレベルより上のレベルで挑戦できることになった優越感で、先生の助言にも耳を貸さず、浮かれて練習を怠って、残念ながら入賞ならずの人も・・・(トホホ/上のレベルに居る事だけで酔いしれていたのかも?)
人生、何が起こるか分かりませんね。
家での練習は必ず、頭を使って弾く練習をしてください。ただ、回数だけ弾くという練習は悪い演奏が耳について、耳が腐ります(ぎゃ~っ!)。その結果、音楽の感性は酷くなります。そんなものは努力したとは言えません。自分の感性を磨きたいなら、「どこを注意すれば良いのか?」「どうすれば、良い音になるか?どうすれば、人を感動させられるか?」を工夫し、考えられる子に軍配が上がると思います。その姿を神様はご覧になっていますよ。
さぁ、あなたは神様をどれだけ引き寄せられるのでしょうか?
それはあなたの努力と運次第ですね。
レッスンの付添は何歳まで?
親御さんのレッスンの付添で親子ケンカをされる光景を時々お見かけします。甘えん坊の子は親御さんがレッスンに付き添っていらっしゃると、いつまで経っても自立が出来ません。先生に聞かれて答えられないと、すぐにお母さんに抱き着いて答えを求めに頼ったり、目で合図したりで、自分の力で考える意識が芽生えません。一般的に小学3年生の時点で付き添いをされるかどうかの境目だと思います。
お子さんがしっかり学ばれる能力のある子なら、小学1年からお子さんだけでもOKです。
また、下のお子さんも付き添われる場合、おもちゃの音を出されたり、騒がれるとレッスンを受けている本人の集中力が途絶えます。以前、こういう場合のお母様がいらして、それを察して、下のお子さんと一緒に車の中でビデオをご覧になっていらっしゃいました。これが妥当かも知れませんね。
もし、お子さん一人でレッスンを受けさせ、自立させる場合はレッスン中はお買いものやお茶でもされて、おくつろぎくださいね。
・中花教室は北に進むと「フィール」や「あかのれん」があります。教室の北北西にはオシャレな喫茶店もあります。
・江松教室は南西に南陽「ジャスコ」や七反野「フィール」があります。
・桜教室は北西に「イオン」があります。
しかし、コンクールや音楽祭前のステージレッスンやリレーレッスンは必ず、親御さんがいらっしゃることをお勧め致します。やはり、良い成績を取ってほしいですし、お母様も注意点を把握して頂き、家で助言して頂けるとお子さんが「あ、そうだった!」と思い出されて、それが好成績になることもありますからね。でも、大人の生徒さんは不要ですよ。
また、付き添いのお母様で、お子さんが学ばれている曲の楽譜をコピーされて、レッスン中に先生からの注意点を鉛筆で書き込まれるお母様もいらっしゃいます。お母様もピアノの勉強をされたい場合は、レッスンをご見学頂いてもOKです。
一方、記憶力がすぐに薄れてしまう子はレッスンでやったことを家で復習することすら出来ないので、こういう場合は親御さんの付添が必要になると思います。お子さんがどんなパターンなのか、またお子さんを鍛えたいなら突き放すことも大切かも知れませんし、新年を機に考え直すのもイイかも知れませんね。
(お行儀の悪い子は先生から「レッスンのご見学」をお願いするかもしれませんが、その場合は宜しくお願い致します。)
新年初のレッスン☆おみくじの確率
2016年のレッスンカレンダー完成❢
今年のレッスンカレンダーを作成致しました。家族旅行を計画の人はご参考になさってください。きらめき音楽祭関連の予定も書いてありますので、その予定を把握頂ければ幸いです。
また、ステージレッスンは仮の予定ですので、ホール側に支障が無い限り、この日で開催したいと思います。期日に近づいたら、別途お手紙を配布させて頂きます。リレーレッスンは予定通り行いたいです。子ども会や出校日が重なっている場合はお早めにお知らせ頂いて、再検討することもあります。
それから、講師の為の勉強会はまだ未定なものが多いので変更することもあるかも知れません。その際はご了承ください。
どうか、今年も多くの生徒さんがきらきら輝ける年になりますように!
☆謹賀新年☆
宜しくお願い致します。
1万人の第九(佐渡さん、素敵~!)
この時期、ベートーヴェンの第九が気になります。
佐渡裕さん指揮の「1万人の第九」が素晴らしい!我が家にも第九の楽譜があります。勿論、原語なのでドイツ語です。日本語訳すると
「不思議な力は時流が過酷にも引き裂いたものを再び結び合わせる。」
「優しい翼に抱かれれば、全ての物は皆、兄弟になる。」
「兄弟たちよ!星の輝く天空の上には必ず父なる神がいらっしゃる。」
「喜び、それはきらめく神の後光、美しい楽園の乙女だ!」というような歌詞です。
感動しちゃいますよね!
良ければ、動画でお聴きくださいね。「第九 森公美子」で検索してください。
ミュージカル俳優&タレントの森公美子さん(1:25と4:00)や若手男性俳優の鈴木亮平さん(4:08)も歌っていらっしゃいます。佐渡さんの指揮は音楽に大きな生命力を感じ、素晴らしい!
こういう考え方も良いかも!
コンクールの開催がいっぱいの日
12月20日はバッハコンクール名古屋地区大会の日です。他にバスティンコンクールの全国大会も開催されています。うちの教室はバスティンコンクールは参加していませんが、全国大会が名古屋(名東文化小劇場)で開催されるのは嬉しいですよね。
でも、生徒さんによっては「(バッハコンクールのように)東京に行きた~い!」て思われる人もいらっしゃると思います。
私はこの日、朝は家でLessonなので、午後からバッハコンクールに参加される生徒さんの演奏を聴きに行きました。写真はその車の中です。これなら、顔がそんなに分からないからイイです。しかも、顔のシワも目立ちません(笑/写真は年齢不詳)。
会場に到着したら、記憶にない小学生の子から「あ、成田先生~!」と声を掛けられ、「きらめきでお世話になりました。」とお母様に言われたので、「それは有難うございます。ごめんなさいね。名前が覚えられなくて~。」とお詫びしました。おっと、顔が割れている。悪い事やバーゲンで必至になっている姿は見せられない!と思いました。あとで聴いたら、〇〇先生の生徒さんでした。
バッハコンクールはめでたく、うちの生徒さんが全国大会の出場権利を得られました!(やったぁ~!)
声を掛けられた〇〇ちゃんも全国行きの切符を手にしました!
私の生徒さんは他に努力賞の人もいらっしゃいました。ここのバッハコンクールは全員に賞状を頂けないので、賞状を貰った人は◎だと思って下さいね。今回もピティナにご参加の子が多いという傾向で、バッハのタッチは存続されていて、さすがバッハらしくてイイなぁ!と感じました。また、演奏法が昔の弾き方ではなく、新しい演奏法が認められた審査員の先生ばかりで感謝です。私も勉強し続けていた甲斐がありました。