4台ピアノの配置をどうされるか気になりましたが、扇形におくのではなく、2台ピアノの向かい合いが2セットという感じでした。なるほど、これなら手の動きも表情も見えてイイですね。
開演前で職員の人と菊池先生がピアノの所に座っています。
4台ピアノのネタバレ
前回のブログの4台ピアノはこれです。
日本でご活躍の有名ピアニストの共演を岐阜サラマンカホールで開催されます。岐阜サラマンカは以前、お仕事で何度も訪れたホールで職員さんもよく存じ上げています。
しかし、困ったことに同日に行きたいコンサート&レクチャーがあり、両方行きたいのですが、時間的に無理なので、レッスンに役立つ比重の高い方を選びました。ですから、4台ピアノはこの短い動画だけで済ませます。またの機会を待つことに致します。
4台ピアノ
カワイコンの記事
今回のトロフィーと楯の一部
バロック時代の音楽
ポップスでもクラシックでも現代西洋音楽の原点はバロックにあります。
バッハインベンションやシンフォニア、平均律をやっている子、またはバッハコンクールに出る為、バロック時代の曲をやっている子がいると思いますが、この時代の曲にはレトリック(音型や調整)に意味があります。
☆アナバシス・・・上行の音型で、希望・勝利・夢・明るさ・強さ・外向性を表現します。
一般的にはクレッシェンドをしますが、例外も時々出てきます。
☆カタバシス・・・下行の音型で、弱さ・内向性・否定・絶望・地獄・闇・死を表現します。
一般的にはデクレッシェンドになりますが、これも例外が時々出てきます。
他にも、宗教音楽を目指したバッハのf-moll(ヘ短調)はキリストが十字架に張り付けられた意味を表します。
また、音型によっては喜びを表すもの・・・なども出てきます。
これを知って弾くのと知らずに弾くのとでは、音色の深みが変わって来ると思いまし、弾くのも面白くなりますね。
でも、その前にしっかりしたタッチが出来ているかどうかが問題です ❢
グランドの中古、出ました❢
入賞者の写真
きらめきの感想
11月8日のブログにUPしたイラストにきらめきの感想を書いて頂いた物を教室に貼り出します。
中花教室と桜教室は書き終えて掲示してあります。
教室内にお越しにならないお母様方で、LINEが繋がっている人は写メでお送りします。お子さんの文もご覧になれますよ。
今後の対策
きらめきを終えて、打鍵力強化、指の形の矯正、姿勢などを考えて、中級レベル頃からプレインベンションを加えます。
既に使っていた人もいますが、良い結果を出す為にピアノ演奏の基礎を一緒にキチンと勉強しましょう。(初級の人はこの本は難しいので待っててね!)
プレインベンションはバッハのインベンションの前に学ぶものです。
インベンションはハードルが高いと思っている人が多いようですが、ベートーヴェンもショパンもその後の作曲家もバッハを学んでおり、古典派、ロマン派に繋げる基礎力を身に付ける為に学ぶものです。
「日本人はバッハをあたかも神が存在しないかのごとく演奏する。」とフランスの名ピアニストが仰ったそうです。
尚、インベンションの前に使う物ですので、それ以降の本を勉強中の人は引き続き、インベンション→シンフォニア→フランス組曲→イタリア協奏曲→平均律→イギリス組曲→パルティ―タなど進みましょう。