先日の石井なをみ先生のセミナーを4枚にまとめました。一般に「バロックや古典派は自由曲のコンクールではなかなか点が取れない」「近現代の曲がバリバリ弾ける子がバロックや古典派だとアラが見えて全くダメ!」反対に「バロックや古典派がまともに弾けない子が近現代の曲を弾くと説得力がない!」とも言われています。要するに基礎となる土台が如何に難しいか!ということだと痛感しました。
セミナーのお話の中で出て来た曲の楽譜も写真に入れ、分かりやすくまとめました。
バロックと古典派の共通点は、指が出来ているかということです。
その上でタッチをどうするか?という事です。
指の形は勿論、打鍵がいい加減ではダメ!それと、その音色をよく聴き分ける耳も重要だと感じました。頭の良い子のレッスンだと「あー、この子は感覚が良いから出来ているから大丈夫!」って思ってしまうこともありますが、もっと疑って聴く事も必要かと思いました。
古典派は曲の中に出て来るキャラクターによって音色を変えること。
どちらにせよ、弱い指の子、指の形が完璧じゃない子、音色作り、耳を育てる為にもプレインベンションの必要性を感じました。私はこのプレインベンションをそのまま使わず、原曲に近づけてレッスンをしますので、プラルトリラーを余分に入れて速く指が動く訓練もさせて頂きますね。
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