昨日の動画のバラ4のメロディには、
心の揺れを表すド ♭レ ド♭ レ。
そこのとどまりたい、ド♭レド♭レに続く同音連打の♭ミ ミ ミ。
夢で描く回想の美しいメロディが中間部に。
自分の思いを断ち切る 和音の連続。
本当によく考えて作られた曲だと思いました。
それとは全く異なる作品をご紹介致します。ショパンのソナタ2番1楽章です。
私がこの曲を学んだ時、「最初の一音を出す前にエネルギーを蓄えてから出せ!」と先生から教わり、その後に続くのは心臓の鼓動だとご教授頂きました。ショパンは病気に悩み、生と死を見つめ、書いた曲です。これまでの人生の思い出を表したメロディも中間部にあり、迫り来る死の恐怖が2楽章に続きます。
本当になんてこんなに美しく、心豊かなメロディが書けるの?その頃の日本ではこれ程、素敵なメロディは生まれていなかったので、格差を感じます。
TVドラマ「ザ、商社」で、夏目雅子さんがピアニスト役でこの曲を演奏されていました。
では、下のURLをクリックされてお聴きくださいね。↓
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