きらめきのコ―ス決め☆


☆新年度のきらめき音楽祭はどのコースでエントリーされるか悩まれていらっしゃる方がみえます。
①無難に今の進度のコースでエントリー!
②ちょっぴり背伸びして一つ上のコースで!
③自分の実力を試す為、飛び級狙い&チャレンジ精神旺盛に2つ上をTRY!
1つ星~5つ星くらいなら、飛び級は可能かも知れませんが、ツェルニー30番(6つ星レベル)に入ったばかりの子が8つ星やマエストロにチャレンジするのは危険だと思います。難易度の高い曲は指がさけそうになるくらいの和音の連続があったり、ひとつの曲の中で移調が何度も出て来て、♭7つの調号→#5つ→♭4つに変わり、また♭7つ→#5つになるというような曲があり、脳の切り替えが瞬時に出来るかが試されます。音楽の世界をなめていると大変ですよ。(ひゃ~こわっ!)

※但し、自分のレベルより下のコースでエントリーするのは違反ですよ。逮捕されるかも?(笑)
※1つ星の子が「今度はマエストロで出るぅ~!」という子もいますが、ご自分のピアノ技術を考え、血と汗が滲む練習と楽曲の理解がどれだけ出来るか、よーく考えましょう。「石橋を叩いて渡る」「身の程知らず」という言葉もありますから、カウンターパンチを食らわないようにご注意ください。

☆さぁ、あなたはどうでしょうか?
A.昨年Finalで大きなトロフィーを逃したので、どうしても大きなトロフィーを手にしたい人は・・・上の①かな?(大きなトロフィーの確約は出来ませんが、努力次第です。)

B.エチュードの進度はそれ程、進んでいないけど、昨年大きなトロフィーを頂いたので、一つ上でチャレンジしたい人は・・・②or③かな?

☆上の結果、その後の進みはどうなるのかしら?
Aの人は毎年、順を経て着実にのし上がるタイプ
Bの人は上のレベルでエントリーしたので、その次の年も同じレベルになる可能性があります。しかし、運よくまた大きなトロフィーをGET出来れば、段々上級レベルの曲にチャレンジ出来るかも?(こういう子は才能があるのかなぁ?)

Bの人で、反対に自分を過信しすぎて、ボロボロの結果になる恐れも!(練習にどれだけ努力を要したかが問題ですね。努力を惜しまなく、頭を使って練習出来る子はどれだけでものし上がるチャンスがありそうですね。)

☆これまでにこういう人がいらっしゃいました。
・ツェルニー30番に入ったばかりの子がコンクールでツェルニー40番後半レベルの曲を弾いて、なんと銀賞を受賞した子がいます。

・3つ星レベルの子が背伸びして、5つ星でチャレンジしてトロフィーをGETした子もいます。

・ちょっと難易度の高いコンクールにチャレンジして、謙虚でコツコツ努力した結果、めでたく入賞した子も!

・昨年、金賞をGETして気が緩み、「練習はこれくらいでいいな!」と安易に考え、次は不本意な結果に・・・。(「一生の運を使い果たした!」とお母様が仰っていましたが、良い結果の後の心構えも大事ですね。)

・今の自分のレベルより上のレベルで挑戦できることになった優越感で、先生の助言にも耳を貸さず、浮かれて練習を怠って、残念ながら入賞ならずの人も・・・(トホホ/上のレベルに居る事だけで酔いしれていたのかも?)

人生、何が起こるか分かりませんね。
家での練習は必ず、頭を使って弾く練習をしてください。ただ、回数だけ弾くという練習は悪い演奏が耳について、耳が腐ります(ぎゃ~っ!)。その結果、音楽の感性は酷くなります。そんなものは努力したとは言えません。自分の感性を磨きたいなら、「どこを注意すれば良いのか?」「どうすれば、良い音になるか?どうすれば、人を感動させられるか?」を工夫し、考えられる子に軍配が上がると思います。その姿を神様はご覧になっていますよ。
さぁ、あなたは神様をどれだけ引き寄せられるのでしょうか?
それはあなたの努力と運次第ですね。

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