2月 18

♪世界の三大ピアノと日本のピアノ

15小学生から参加できる某コンクールで、ステージにヤマハとベーゼンドルファーのピアノが置いてあり、好きな方で演奏出来るというところがあります。ホールに楽器が1台しかなくても、その特徴を知っていれば本番の時、演奏上の注意ができますね。その為にもそれぞれのメーカーの特徴を把握しておきましょう。
名古屋の文化小劇場・・・ヤマハ、スタインウェイ、カワイ。 
芸文・しらかわ・電気文化・・・スタインウェイ・ベーゼン・ヤマハ・カワイ。

ベヒシュタインドイツのピアノメーカーで、特徴は、「音の透明感(クリアな音)」と「音の立ち上がりの鋭さ」、そして「響きの強さ(音がよく出る)」です。

ベーゼンドルファーは、オーストリアのピアノメーカーで、温かく、艶のある深い音で倍音を多く感じます。97鍵に改良された「インペリアル」もありますね。

スタインウェイは世界で最も有名な高級ピアノメーカーです。「音の迫力と力強さ」「適度な響き」「表現の多彩さ」があります。タッチで音色を変化させるコントロールがしやすいとも言われています。

ヤマハ明るい音で、軽快でキラキラした音です。高音部の延びが勝っています。硬い音を出しやすいですが、優しい音も出せます。

カワイしっとりした音で、ソフトでまろやかです。耳にやさしい感じもします。鍵盤が軽いですね。

ボストンはスタインウェイとカワイが提携して生まれたピアノ。リリアントではなく、まろやかな音です。スタインウェイより落ち着いた感じです。

詳細は教室でご覧くださいね。

2月 17

☆動画で聴き比べよう!

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一つ目の写真は普通のトルコマーチの楽譜ですね。このURLを聴き比べの為に数秒でも良いのでお聴きください。
次は以前、生徒さんにもご紹介したものですが、これも楽しいですよね。
「エリーゼのために」がドンドン即興で変化して行く楽しい動画です。
2月 16

☆彡忘れたくない面白い動画

これまでに生徒さんにご紹介した動画ですが、お好きな順に順位をつけるとしたら、どうなるのでしょう?
①指揮者が倒れるという、マウリツィオ、カーゲルの「フィナーレ」という曲です。驚いたことに楽譜に事細かく、倒れ方が書かれていたようで、音楽をそこまで表現したかったのでしょう。ご覧頂いて、笑いましょう。
②「ティンパニに頭を突っ込む協奏曲」これもマウリツオ、カーゲルの作品です。思わず吹き出してしまいました。ご覧ください。
34歳にしてベルリン・フィル、ウィーン・フィルらを筆頭に世界中の超一流オーケストラを指揮し、「100年に1人の天才」と評されるベネズエラの指揮者グスターボ・ドゥダメル。
嵐の松本潤さんが彼に会いたいと話していました。「マンボ」という楽曲の演奏が理屈抜きで「音楽は楽しい」と感じさせてくれる彼らの演奏。
踊りながら演奏したり、トランペットをクルクル回したり、その様子はまさに「リアル・のだめオーケストラ」です。最後は観客総立ちで手拍子が巻き起こっています。
この動画も面白いです。
バッハの曲です。
音符を前から順に辿ったり、反対に辿ってもちゃんと音楽になっていて、両方から同時に演奏してもバッハらしい音楽になっていて素晴らしいです。
さぁ、順位はどうなるのでしょう?
2月 15

打鍵の位置と気になる靴下

16小さいお子さんによくある打鍵の位置です。やはり淵で弾いてしまう子が多いので、絶対に直さないとあとで苦労することになり、不利になることが生じて来ます。付箋の先にある〇印の場所をタッチするように頑張りましょう。指の形はイイですねぇ~。

それにしても靴下がとてもイイですねぇ。ピアノの鍵盤がついたホッペチャンが気になっちゃいました。

2月 15

バロック時代はチェンバロ

22チェンバロ(ドイツ語)は、英語では「ハープシコード」、フランス語では「クラヴサン」と呼ばれています。最古のチェンバロは15世紀に作られたと言われています。

ピアノは、フエルトが先端に付いたハンマーが弦を打って音を出しますが、チェンバロは爪が弦を引っ掻いて音を出す仕組みになっています。その爪は鷹(タカ)の羽の軸部分を用いたようです。他にも鴨(カモ)、鷲(ワシ)、カラスの羽軸も使われていたようで、それぞれ音色が違ったようです。写真のチェンバロは2段になっていて、上段は単音、下段は3オクターブを同時に鳴らすことが出来、大きな音を出すことが出来ます。強弱をつけにくいチェンバロならではの工夫ですね。鍵盤の色は現代のピアノと同じ物もあります。

チェンバロ演奏の注意点はピアノとは少し奏法が異なり、フレーズやアクセント、装飾音を正しく入れ、きっちり刻まれたリズム感を養わなければなりません。(私と親交のある大阪の山下先生がチェンバロを調査し、よく勉強されていらっしゃいます。)

2月 14

♫好きな楽器で能力を伸ばすチャンスを!

181990年代に行われた調査結果から、世間に浸透した「モーツァルト効果」という言葉があります。これは、モーツァルトの楽曲を聞きながら勉強に取り組むことで、人間の記憶能力や認知能力に著しい向上が見られたというもの。受験生には最適ですね。

音楽を習うことが子どもの成長に良い影響を与えてくれます。音楽を身近に感じて楽器に触れ、文字通り音を楽しんでこそ、脳にも心にも音楽の良い影響が現れます。まずは子ども達の音楽への興味を探って、そこから伸ばして上げることが大事ですね。

2月 13

☆14歳までに楽器を習っていた人は脳が衰えにくい!

1子どもの頃に楽器を習ったりして音楽に親しむと、言語能力や読解力、集中力がアップし、問題行動を減らせると言われています。
そしてこの程、新たなメリットが加わり、子どもの頃に楽器を習ったことのある人は、高齢になってからの言語読解能力も優れているということも分かりました。

通常、高齢になると脳の働きが衰え、記憶力が低下し、物事を認知する能力が落ちますが、音楽経験のある人は脳内の聴覚システムが活発でした。音楽経験のある人は無い人に比べ、脳の反応が2〜3倍早く、より正確に情報や言葉を認識する能力が優れていることが明らかになりました。高齢者は会話の内容を正確に理解するのが難しかったり、また理解するのに時間がかかり、反応も遅かったりしますが、音楽経験者はそういうことが少ないということです。

 《楽器開始は14歳までに》
では、どの年齢でどのくらいの期間、楽器を習うとそうした効果が得られるかというと、14歳までに楽器を習い始め、ある一定期間(長くて10年ほど)続けると、言語読解能力の鍵を握る脳内エリアが活性化することも分かりました。「楽器に親しんで得られるメリットは若い時だけでなく、生涯にわたって続くことが証明された」と仰っています。

お子さんをもつ人は長期的な視野に立って、お子さんに楽器を習わせてみる価値がありそうです。

2月 12

☆名曲と第九をコラボ!

16ベートーヴェンの第9の合唱(喜びの歌)を名曲とコラボして演奏されていて、とても面白いです。
初め、中国のメロディー→日本調(さくらさくら)→トルコマーチ(モーツァルト)→ラデッキーマーチ(シュトラウス)→ノクターン第2番(ショパン)→ハンガリー舞曲第5番(ブラームス)→ピアノ協奏曲第1番(チャイコフスキー)→月の光(ドビュッシー)→蛍の光で締めくくられています。
下のURLで動画を一度、お聴きくださいね。

2月 10

☆犬や猫も頑張っている!


19「せんせーい!この本、面白いから貸してあげる!」と勧められ、見たら本当に面白い!
文響社出版の「人生はワンチャンス!」(100万部突破)と「人生はニャンとかなる!」(115万部突破)で慶応大学法学部出身の水野敬也さん著の本です。

思わず、気に入った所をコピーしてしまいました。
これで、レッスン時にウケを狙えるかも?
貸してくれたMちゃん、お母様も有難うございます!
みんな、犬や猫に負けるな!

2月 09

心と指から伝えよう!ピアノの鍵盤に。

18全教室に消毒液は置いてありますが、南区の教室は特に鍵盤が人口象牙と人口黒檀だったので、レッスン前におしぼりを置いていました。
随分前から象牙の捕獲が禁止になった為、現在は人口象牙しか販売されていないんです。象牙の鍵盤は指にフィット感があり、人口象牙の鍵盤をよく見ると象牙らしき線がありますよ。本象牙は汗まで吸収してしまう為、昔の象牙鍵盤だと黄色くなって、オキシドールで拭いても取れない物もありました。人口象牙なら、鍵盤が黄色くなる心配はありません。

今回、この写真のウェットティッシュをお店で見かけ、「これなら、可愛いから全教室に置きたい!」と思い、購入しました。手や指を拭いた後、オレンジの香りがするのがGOODです。

普通のアクリル鍵盤でも綺麗な手と綺麗な心で弾けば、演奏も丁寧になり、曲も輝けるかも?期待しよう!っと。