ショパン国際ピアノコンクール、真っ最中!


310/3から始まった、一流ピアニストの登竜門のひとつであるショパン国際ピアノコンクール(5年に1度)がインターネットで動画が配信されています。日本人12名が参加権利を得られました。ワルシャワまで行くのに予備審査を3度ほど通過して、やっと本場で参加できる権威あるコンクールです。ワルシャワで約2週間、暗譜で20曲以上演奏かな?事細かい注意点や膨大な暗記力が必要ですから、頭脳明晰じゃなきゃ出来ないことですね。

流石にかなりレベルの高いコンクールです。有名な池川礼子先生がFacebookで私と繋がっているので、実況レポートを伝えてくれて有難いことです。牛田君の日本の先生である金子勝子先生もご一緒のご様子です。池川先生も結果をご覧になって、「何故?79番が入っていないの?」と驚くほどのトップレベルの熾烈な戦いです。名古屋の中川麻耶加さんも第1次審査は通過されましたが、第二次審査を突破されたのは日本人でただ一人で、写真の小林愛実さん(20歳)だけです。目を閉じて、精神統一して集中力を高めて、弾き始めていますね。8:03から「のだめ」のショパンエチュードが聴けます。パールトーンのごとく滑らかな旋律!リズムのキレも素晴らしいです。14:00~はスケルツォ、音の鳴りもよく、体全体で演奏されています。最後の21:00~舞台から袖でインタビューされそうな場面も映っています。
3小林さんは山口県から二宮先生(日音コン優勝・海外コンも1位を2回経験され、ピアニストの家系。現在、桐朋音大講師)のレッスンに飛行機で通われたようです。著名な人は皆さん、そんな感じですよね。結局、家族ごと、二宮先生のご自宅のご近所に引越しされたようです。小林さんは7歳でオケと共演、9歳国際デビューだそうです。赤いドレスの写真は彼女が15歳の時のもの。毎日、学校の宿題とピアノ練習の時間のヤリクリに励んでいるそうです。でも、彼女は「オヤツと睡眠の時間はあるから大丈夫!」とのこと。卓越した演奏技術は練習の賜物ですね。演奏を聴きましょう。
(彼女のセミファイナルは本日、10/15の午後~です。応援しましょう。)
 
 
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です