4月 14

ペダリングと頭脳を向上させる練習法

3写真は「日本のホロヴィッツ」「芸大のホロヴィッツ」と称されるピアニストの斎藤雅弘先生です。先生のレッスンもお笑い付きで楽しいです。昔は「ツェルニーやバッハにペダルを付けちゃダメ!」という風習がありましたが、現在はペダルの使い方が巧妙になりました。10年以上前に私が外国の演奏法の詳細を事細かく書かれた書物を必至で読みあさり、「こんなペダル奏法があったとは!」「場合によっては指の特性を生かした指使いにしなくては!」と驚いたことがありました。私も毎年、外人の教授などの講座や公開レッスンで(ピアノ機能も進化しているので)新しい演奏法を学んで吸収し、生徒さんに伝えようと頑張っています。確かに日本ではまだ、以前のような演奏法をしていらっしゃる先生方もいらっしゃいます。どちらの演奏法を取るかは生徒さんが選択すれば良い事ですが、曲が素敵になるなら、私はドンドン新しいことを取り入れた方が曲も生き生き輝くいました。

また、昔は新しい曲になった時、最後まで何週間も練習して、全部すらすら弾けてからペダルをつけるという方法でした。生徒さんが良い音に慣れる、良い耳を持ち続けて頂くには、現在、譜読みと強弱、ペダルまで一緒に見る方が良いという考えになっています。響く良い音に慣れさせて、響きの悪い音、乱暴でキツイ音は自分の耳に入れない、入れたら耳が腐る!と思うほど徹底すれば、良い音楽を追求できると思います。しかし、ペダルの使いすぎは禁物ですし、ペダルが不要な曲もあるので注意です。同時に譜読み、強弱、ペダルを見るにはかなりの集中力や頭の回転を使います。幼児での動きがままならない子じゃなければ、出来ると思いますし、幼児であれば最初は譜読みと強弱の2つが出来てから、ペダルを取り入れる場合もあります。また、足がペダルに届かない子はアシストペダルを用意して頂くことになります。とにかく、一度にいろんなことを見る練習法は生徒さんも今以上に更に良い頭脳になることでしょう。

4月 13

ライセンスの詳細

3昨日は防災リュックの中身を確認し、保存食の賞味期限もOKでした。本当に大地震が無くて良かったです。ネットによると、UFOが来て海面を貫通する大きな光の柱で地上と海へのエネルギーの放射によって地震を弱められたそうです(信じるかどうかはあなた次第)。

さて、今年度からグレードが改訂されたことはお伝え致しましたね。生徒さんの中で、「せっかくピアノを学んでいるから、せめて資格があれば、いつか役立つかも知れないから是非取りた~い!」「結婚してから家でも出来る仕事として、資格が欲しい。」という人が数人いらっしゃいます。
既に講師の資格を取得された方が私の教室では7人いらして、教室を開業されている人もみえますし、「まだまだ勉強を積みたい!」と仰る人もいらっしゃいます。
ヤマハの6級とカワイの6級を見るとカワイの方が難しいので、もし、カワイの6級を受けたい人で即興の勉強をされたいのなら、ヤマハの5級の即興の本で勉強すべきでしょう。即興で苦労される人が多いので、早めに取り組むと良いと思います。
他にカワイグレードの問題集も出ています。これだと指導グレードの内容(音大で学ぶ問題)も載っていますね。他に写真のような本もあります。ご興味のある人は先生にご相談下さいね。
4月 11

え?この予言、本当?

ひゃ~!本当なの?
【大予言】2015年4月12日に東海大地震が発生する!
知り合いの同業者が教えてくれました。
家の防災リュックをチェックしなくちゃ!
一方、こちらのURLは4/12の予言は消えたけど、いつ大地震が起こってもおかしくない状態だと言っている。
やっぱり、リュックを点検しよう!
備えあれば憂いなし!
きらめき音楽祭の曲の準備と一緒ですね。
もし、大地震で津波が来たら、名古屋駅まで到達するという人もいますが、本当?恐るべし!
今日は朝から夜まで3教室のLessonですから、リュックの点検が無理かな?
明日も朝からレッスンですが、午後からは選挙とリュックの点検しますので、ブログはお休みしますね。
では、動画をご覧くださいね。

 

4月 10

映画「ピアノの森」も良かったですね。

アニメ映画「ピアノの森」の声優担当者が豪華でしたね。教師役をお笑いの宮迫さん、主人公の少年は上戸綾さんが担当されていました。下の動画はモーツァルトソナタK.310の第3楽章ですが、映画すべてを見ると、他にバッハのイタリア協奏曲、ショパンの名曲がいっぱい出てきました。どの曲も演奏する時は作曲家の意思を伝えなきゃいけないですね。

では、動画をご覧くださいね。
4月 09

練習は楽しいもの!(練習キット&練習記録ノート)

15写真はピアノを弾いている上原ひろみさん(浜松出身のJazz Pianist)です。音楽を楽しんでいますね。
練習も本来、楽しいものです。練習嫌いな人は何も考えず単調なことを繰り返す作業しかしていないから、つまらないのではないでしょうか?練習は毎回、「こうすれば、うまく弾けるんだ!」という発見の連続です。そして、思うように弾けた時の達成感や充実感は心地よい物です。それを何度でも味わい、より深い音楽を追求しましょう。工作で作ったラップの箱の練習キットを使い、楽しみましょう。
また、きらめき音楽祭にご参加の人で曲が最後まで弾けるようになったら「練習記録ノート」を差し上げます。既に貰った人もいるかも?

それから、どんな練習も自分の奏でる音を聴き分ける耳が大事です。脱力も大事ですが、耳が良い子はピアノが上手い子です!「良い演奏にしよう!」と思うなら、絶対に自分の音を聴くはずですからね。

あと、もうひとつ。不機嫌な状態で練習すると良い音楽になりません。ピアノの前に座ったら、心を綺麗にして姿勢を正し、「よく、弾くぞ!」と気持ちよく練習しましょう。

《お母様方へ》
「あの美しいメロディーの曲、聴きたいな!」「今日は練習でどんな発見があった?」「カッコイイ曲だね!」「練習してみたら、心の栄養になるよ。」と、お声掛けを頂き、練習し終わったら、「あー、ウットリする曲だね。また、聴かせてね!」など、お子さんの演奏に興味をお示し頂きますよう、お願い致します。そうすることによって、お子さんの演奏がドンドン上達します。ピアノが長く続くかどうかはお母様次第!とも言われています。きっと、良きご家庭でお育ちになられたお母様であれば、音楽のご理解が深いからなんでしょうね。

4月 08

カプースチンはクラシック?Jazz?

カプースチン東京音大・准教授の川上昌裕先生が親しくされていらっしゃるクラシックの作曲家、カプースチンです。勉強するべき重みのある作曲家の一人で、よく知られている《8つの演奏会エチュード》作品40は音大ピアノ科出身者や、かなり弾けるピアノ愛好家にも人気です。私も川上先生の講座を受けたことがありますが、他にも油の乗ったコンクール審査員も絶賛の作曲家です。

カプースチンはジャズ的な語法を用いて、《24のプレリュード》作品53などドンドン書いていきました。それ以降、更に自由になって、クラシカルになる一方で、ジャズ要素いっぱいの作品104《2台のピアノとパーカッションのための協奏曲》のような作品もあります。カプースチンの曲は、色んな要素が入っているバランスの取れた作曲家です。

写真中央の人物がカプースチンです。実は私の亡き父にそっくりの顔です。

下のURLを開いて、上から7番目の《銀色の長袖の男性がホールで演奏する動画》がリズム感もキレもあって上手いです。
是非、お聴き頂き、目標の曲にされたら、如何でしょうか?

 

 

4月 07

トコトン追究した人だけに味わえる幸福感!

3指揮者の川瀬さんのFacebookが楽しい投稿だったので、私は思わず「音楽も言葉の表現も豊かでイイですね。」とコメントしました。
「音楽!そこにあるのは音楽のみでした。
こんな経験を出来るからやめられないんですね、きっと。」
とありました。
指揮者冥利に尽きるってことですよね。
音楽をトコトン追究した人が味わう幸福感ですよね。
皆さんも私と一緒にこれを目指しましょうね。
4月 06

ピアノの最高の醍醐味・ピアノコンツェルト

4素晴らしい!
オープニングはチャイコフスキーの曲で始まり、ラフマニノフのピアノコンツェルト2番の演奏直後、割れんばかりの拍手と「ブラボー!」の声が何度もありました。
その後のラフマニノフのピアノコンツェルト3番の演奏後は指揮者の川瀬さんとピアノの小山さんは目と目を合わせ、川瀬さんは両手を握りしめ、「やったぁ!」と達成感ある表情でした。
鳴り止まない拍手!ホールの壁が拍手の響きでベキベキと壊れそうなくらいでした。本当に素晴らしい演奏でした。
高い集中力(オクターブの連続打鍵と同音連打、遠い跳躍で瞬時の移動音)と色々なタッチ(左足を上げて音を出す重量奏法、ブラッシングタッチ、速いアルペジオは手のひらが舞っているような奏法)も拝見できる場所でした。全身を使って演奏されているから、体力も必要ですよね。
指揮者も体と顔で精一杯、オーケストラに演奏表現を促しているようでした。
小山さんも演奏後は何度も頭を下げ、指揮者とオケの皆さんに感謝を告げ、
会場の皆さんに大きな拍手を頂いて恐縮しているような感じで、お人柄がよく現れていました。
昨日は行きにカワイで多くの音楽情報を収集し、その後のコンサート!
大変、良いひと時と良い勉強をさせて頂きました。
無心になって綺麗な心で奏でる音楽は何度も聴きたいですね。
生徒さんにもそんな奏者になって頂けるよう、私も努力しますね。
4月 04

ライセンス&きらめき音楽祭について…

グレードが新年度から少々変わったことを先日、お伝えしましたね。生徒グレードの4級を持っていて、だいぶ進み、これまで年齢制限でライセンスグレードを受けられなかった人は、少しずつ即興の勉強も取り入れて準備を整える予定です。「やっと受けれる!」と笑顔になった人もみえるかも知れませんが、いよいよですね。

さて、先日きらめき音楽祭で会場に使う貼紙を印刷したり、ソムリエクイズもだいたい作りました。今のうちに出来ることはやっておこうと思います。しかし、クイズの解説はまだ考え中です。

それから、きらめき音楽祭にご参加の人の今後の工作も楽しみだと思います。まだ、曲が決まっていない人もいますが、予定としては、5月初旬までに遅くても曲に入る。→5月下旬に工作をひとつ作る。→6月下旬までにもう一つ作る。→7月下旬に少し付け足す・・・という計画で楽しくレッスンをしたいと思います。
昨日、オマケにもうひとつひらめきましたが、これは欲しい人だけか、必要な人だけに提案させて頂きますね。

あ、そうそう、きらめきの曲を一通り最後まで弾けるようになった人には、次の用紙をお渡しします。
面白い物を既に準備してありますから、お楽しみに!

明日は芸文に勉強に行きますので、ブログをお休みします。宜しくお願い致します。