月曜の生徒さんで楽譜に素敵な表紙を作ってみえました。
キラキラのシールがいっぱいで、楽しく、ウキウキ気分で練習が出来そうですね。
〇〇ちゃんのセンスが光っていますね!
どうか、演奏もピカピカに光りますように!
先日、ピアノコンツェルトの勉強の為に出かけたコンサートで学んだことがあります。ある人から「優雅でイイですね!」と言われましたが、それまでコンサートが優雅だと思っていなかった私!
端から見れば、そう思われるのかしら?
コンサートは演奏法で役立つ部分を吸収する場だと思っていたから、学ぶ気満々です!
さて、私はピアノ演奏法と音の出し方、成功させる為の技、そして、指揮者の音楽の捉え方をよく観察して来ました。それを下記に箇条書きにします。
また、コンサートで曲を聴きながら「この指揮者はこの部分を大らかに捉えるのではなく、躍動感をつけてオケを引っ張って表現しているんだな!」て感じたこともあり、指揮者の顔の表情から、本当に音楽を楽しんでいるのも感じました。
皆さんがきらめきで注意することは次です。
①ステージで失敗しない為、音をはずさない為の工夫をする。
②主旋律を響かせる為、弾き方を工夫する。
③広い会場と家の中で弾くのとは音の出し方が違うので、もっと良い音で響かせる工夫をする。(打鍵力と手首の使い方)
④強弱をつけているつもりでも大きな会場で弾けば、平坦に聴こえる。
だから、心から思いを伝えるように弾くべき!
⑤楽しんで表現する。
これらが大事だと思いました。
皆さん、曲に慣れて来たせいか、中だるみのようです。
昨日の生徒さんで8月に通過されそうな人はまだ1名です。
先週、通過されそうな子は落ちてしまい、違う子が上に上がって来ました。
みんな、世の中はそんな甘くないよ!
8月に記念に出るだけで良い子はそれでも結構ですよ。
この先、どうするのかな?甘えてるのかな?
自分で何とかしなきゃ、何ともならないよ。
ご入会の時の書面にも記載してありましたように、学校行事(中津川・修学旅行、運動会、学芸会など)については事前にお申し出をされれば、振替をさせて頂きます。
家族旅行やお友達と遊びに行くという場合は、生徒の皆さんはレッスン日を確認して予定を立てて下さる人が殆どです。心より感謝申し上げます。先生も〇〇ちゃんの為にその日の時間を空けて待っている訳ですから、ご理解をお願い致します。
学校以外のことで、どうしても振替をして欲しい人はご自分でお友達に、レッスン日を交代して貰えるか、相談してください。
「ピアノは鍵盤を押して音を鳴らす楽器ですが、この動作は西洋人と日本人とでは大きな違いがあります。日常の動作を観察していると、日本人は腕を曲げる時、屈筋を主に使い、西洋人は伸ばす時に使う伸筋を主に使います。例えば、指で数を数える場合、日本人は手を開いた状態から1本ずつ指を曲げて数えるのに対して、西洋人は手を握った状態から1本ずつ指を伸ばして数えます。こういった動作の違いはピアノ演奏にも表れ、日本人の多くは引っ掻くように力を入れて鍵盤を押してしまいます。その為、(日本人は)大きな音やキレの良い音が出しづらかったり、指や腕に負担がかかり疲れやすくなってしまうことがあるのです。ピアノは西洋人が作った楽器であるため、伸筋を意識した指の使い方で鍵盤を押すように演奏することが大切なのです。身体の仕組みを知り、表現力を磨く。」と書かれていました。
なるほど、イイことが書いてありますね。これは馬塲先生が書かれた言葉だとすぐ分かりました。本を買って読んだことがあるからです。教室にも下の絵が以前、飾ってあったのを覚えていますか?
こうゆう原因があって、日本人は脱力の苦手な人が多いのだと思いました。私の教室は初期の段階から脱力を取り入れています。
学校の伴奏のオーディションを受ける生徒さんが楽譜を持って来る時期がほぼ終わりました。「先生~、学校の曲がこれに決まりました。コピー代は不要ですので、ペダルと強弱など考えて頂けますか?」というパターンが多くなりました。その方が私も有難いです。レッスンの時に「今日、この曲を見てください。」と言われると、通常lessonの曲もあるので、レッスン時間内に出来ません。事前に渡してくだされば、私が家で最善のペダルや強弱を自問自答しながら、考えて来ます。私が考えたペダルや強弱の書き込みを写メで送りますので、それを次のレッスンまでに練習して来てください。そうすれば、レッスンがスムーズに出来ますからね。
あと2~3人、伴奏の楽譜が来そうです。中にはコンクールや勉強に専念したい子、ピアノのレベルを進めたい人は伴奏をワザと避ける場合もあります。それはご自由にしてくださいね。
でも、あまりピアノのレベルが進んでいない子が無理に伴奏のオーディションを受けるのはやめた方が良いです。無理なレベルの曲を弾くのは苦しいですから、自分が弾けるレベルになったら、チャレンジすれば良いです。