11月 02

最終チェック

リレーレッスンでは硬い音に戻っている子、テンポが遅くなっている子が居ましたので注意してください。

まだ注意点を全て完璧に直しきれない子がいます。
キツイ音になっていたら、要注意です。
自分の耳でよく聴いて、丁寧に弾けているか確かめてください。
10回弾いて、何回成功するか試して下さい。

弾いた後で、「あ、しまった!注意して弾くのを忘れた!」では遅いです。
早めに気づいて、考えながら弾きましょう。
本番当日も指をよく慣らして、注意点をしっかり頭に入れてお出かけ下さいね。

一生懸命努力する姿は美しいです。のちに輝きを増すとイイですね。
とにかく、夢中になって、頭をフル回転させて弾きましょう。
ご健闘を心からお祈りしています。(アーメン!)

11月 02

真剣に&楽しもう!

「フェスティバル...」の画像検索結果

いよいよ明日が本番になりました。
真剣に挑んで、みんなで一緒に楽しみましょう!

きらめき音楽祭は普通の発表会と違い、学べる力をつけて、真剣に取り組むイベントです。
多くの方からご理解を頂き、ご参加頂いた方から次のコメントを頂きました。

「子どもが一人で舞台に立ち、これまでの成果を出すという意味で、自立させる為にとても良かったです。」


「発表会は楽しむだけですが、これは賞があり、トロフィーもあるので、子どもがこれまでにない顔つきで真剣にヤル気を出しました。その後の勉強の仕方も少しずつ変わったように感じます。」

努力することを覚え、クイズでいろんなことも学べるのでとても良い企画だと思いました。」

「うちの子は、『何でもいい加減に取り組んじゃダメだ』ということが分かったようです。」

「小さい頃からこういう経験をしておけば、大人になったら、根強く生きる事が出来そうだと思いました。」

「プログラムを見て、上手な子の名前を覚えたので、『今度はその子より上手い演奏をしよう!』と良きライバルを見つけました。そして、そのお友達とも仲良くなれたので、『一緒にうまくなろう!』という仲間が出来、母親同士も家での練習ぶりなど情報交換が出来ました。良き仲間が集まる場所という感じですね。」

さぁ、みんなで一緒に更なる成長を致しましょう!
結果はどうであれ、ここまでの経緯が大切!
とにかく、悔いなく、全力を尽くそう!
どうか、舞台では良い演奏が披露できますように!

11月 01

曲に魂を!

「いつも演奏の中に魂が無ければならない。」

フランスのグリダ先生の言葉です。これが出来れば、かなりの出来になる事でしょう!
ただ何となく弾いている演奏では、曲の中に魂なんて宿っていませんよ。
さぁ、曲に正面から向き合って、真剣勝負で弾きましょう。

次の動画をご覧頂くと、曲に命が入っているように感じます。
体つきから見て、小2小3でしょうか?小5~6の課題曲(4曲)を挑戦されたようです。
バロック・・・ファンタジア(テレマン作曲)はテーマなど出すべき音をしっかりとしたタッチで演奏していて、スタッカートの離鍵も速いです。
近現代・・・子犬のいたずら日記(枝野奈津子作曲)は曲にあった奏法で柔らかいスタッカートを用いています。
古典派・・・ソナチネト長調(クーラウ作曲)は主旋律をアピール性のある音で丁寧に弾き、終盤の左のアルペジオの素早さもアッパレです。
ロマン派・・・メランコリックワルツ(レビコフ作曲)は中間部が3声(さんせい)で(Sop.Ten.Bass.の3つのパートを2本の手で弾くという)テクニック的に難しい曲ですが、情感豊かに弾いていますね。
どの曲も頭を使って丁寧に弾いています。
レベルはツェルニー30番後半~40番程度(7つ星くらい)でしょうね。
皆さん、きらめきではこれくらい熱意のある演奏を目指しましょう!

では、動画の演奏を聴いて、本番までに更に良くする工夫をしましょう。
皆さんの演奏を楽しみにしています。

 

11月 01

牛田くんのイラスト

写真は牛田君についてイラストで描かれたものです。
文字を読むと興味深いことが書いてあります。

え?あのマエストロ(偉大な巨匠音楽家)プレトニョフから直々にご指導頂いたなんて凄い!
その上、指揮者とピアノで共演とは!
夢のような出来事じゃないですかぁ。
何々?ラフマニノフの手は1と5の指を開いて27センチ?
ひぇ~!ということはドの音から高いソまで楽々届くっていう事ですね。それなら、ダイナミックな音量で和音も弾けそうですね。
特に「鐘」とppp~sffffまで音量の幅があるので、聴き甲斐がありますね。ラフマニノフ演奏の動画は有りませんが、「鐘」という曲は次の動画でお聴きください。きっと皆さんご存知の曲ですね。

 

11月 01

これが一番の目標?

書面はピアニストの松本和将先生の記事です。
いつも曲の中に魂が宿る、熱い演奏をされる先生です。
確かに生徒さんはみんな、間違えずに強弱もキチンとつけて、指を立てて、手首も使って・・・とばかりで、山になる部分に熱い思いが入らず、演奏を終わらせる人が多いです。
これすら出来ない子は努力が足りないということです。
生徒さんで「私、努力してるもん!」という子もみえますが、努力の度合いを知らない、井の中の蛙!もっと凄い人がいるっていうことを知り、世界を広げましょう。

ピアノは気持ちで音が変わるので、強い思いがあれば、訴える物が観客に伝わります。
これが出来る子はかなり高得点になると思いますよ。
但し、電子ピアノは音色は変わりません。
殆どの生徒さんはアップライトかグランドをお持ちですから、出来る筈ですよ。

では、記事をご覧ください。(アンダーラインの部分だけでもOKです。)

10月 31

ピアノから学べること

ピアノは遊びだと思っている人は考え直してくださいね。
写真はジラフピアノです。アップライトピアノの前身です。
右側が高音なので弦が短くなっているのは納得できますね。

フランス革命(1789~1799年ブルボン朝の絶対王政を倒した市民革命)とナポレオンの出現はヨーロッパに市民社会の概念を普及させましたが、ベートーヴェンは失望したようにナポレオンは王政復古の道を選び、ヨーロッパは再び戦争に明け暮れる閉鎖的な社会に戻ってしまいました。ナポレオン戦争(1796~1815年)によって荒廃したヨーロッパの再建は大きな難題でした。

やがて、ウィーン体制と呼ばれる新たな国際秩序が設けられ、そのウィーン体制は1815年~1848年のクリミア戦争まで維持されますが、理想主義ではなく、現実に目を向けた日々の生活を探求するようになりました。人間としてささやかな幸福を家庭の団欒に求め、身の回りの食器や家具に関心が向けられました。そして、ピアノ音楽の急速な発展になり、居間の一角に縦型のジラフピアノ(アップライトピアノの前身)を置かれるようになり、やがて、ピアニストの職業が脚光を浴び、ショパンやリストの到来になったそうです。

ヨーロッパにはそういった歴史がある事も音楽をする上で覚えて頂ければ、悲しい音楽の時はヨーロッパの苦しい戦争時代を思い浮かべたり、嬉しい時はヨーロッパが新しく立ち直った様子を思い浮かべることも出来ます。

人の思いでピアノの音色が変わるので、私自身も大いに役立てたいと思いました。
さぁ、真剣さを増して、曲に取り組みましょう!

10月 30

耳の良い子・自分に厳しい子が上手くなる!

先生のお話をよく聴ける子は音の質の違いも聴き分けることが出来る子なので、ピアノも上手くなると思います。

また、いつまで経っても人に頼ったり、「何度も弾いていれば、自然に上手くなるわぁ」なんて思っている人は危険です。

どうすれば、上手く聴こえるか工夫する子、研究心のある子、自分に厳しい子が良い結果になることでしょう。要するに考える力があるかどうかです。小学低学年の子でも「ここはこうやって弾いた方がいいな!」と自分の音を聴いて判断し、研究している子もいます。一方、何も考えずに弾いている子がまだ居ますが、注意点を良くしようという意識が不足しています。こういう子は自分に甘い子だと思います。
レッスンの時、どうだったか思い浮かべましょう。細かい音符の入り方、演奏の速さも分かる筈です。
努力をそれ程しないで、すぐに人を頼って「分からない~」「どうしたらいいの~?」と言っている暇があるなら、自分で秘策を考えましょう。(やっぱり考える力が大事!)
努力なしで神様を引き寄せることは難しいです。努力の度合いも知るべきです。ピアニストの牛田くんも幼い頃から自分の考えがハッキリ言えて、自分に厳しい子でした。その厳しさは親御さんから学んだのでしょうね。そうやって自分に厳しく、ピアノが上手くなる子は、勉強も必ずよく出来ると思います。

私は、考えの甘い生徒さんを突き放すことがあります。それは私がいつまでも手を差し延べていたら、その子は成長しないと思うからです。そして、考える力を身に付けて欲しいです。
ピアノは頭で弾くものです。
みんなで一緒にこの山を乗り越えよう!

10月 28

集中力を全開にして!

生ぬるい子がまだまだ沢山います。
何度も弾けば、自然に上手くなることは絶対にありません。
頭を使って、どうすれば良くなるか研究出来る子が勝利を手にすることでしょう。
人に頼ったり、自分の出来を誰かのせいにしないこと。全て自分の行いで結果が出ます。
運を引き寄せるのも遠ざけるのも自分です。
自分に厳しい子になりましょう。
それでなければ、人間として成長出来ません。

下の動画はショパンの黒鍵エチュードです。普通の白い鍵盤よりも幅が狭い黒鍵ばかりなので、的確にタッチしなければ、外してしまう曲です。しかもテンポが速いです。
さぁ、集中力でミスタッチもしないで弾けるか!?
動画をご覧ください。

10月 27

この曲も勉強になるし、面白いよ。

動画はリストのメフィストワルツの第3番の一部です。

メフィストワルツの第1番はよく演奏されますが、リストは1番を書いた20年後(晩年)に2番と3番を書いたそうです。
メフィストワルツはゲーテの戯曲ファウストを題材にした曲です。
 
ストーリーは、学問に没頭して、世の中や恋愛も知らずに老人になってしまったファウスト博士が「人生を楽しむことなく年老いてしまった。」と悲観していました。そこに悪魔のメフィストフェレスが現れ、ファウスト博士に「若返りの薬をあげるから、その代わりにお前の魂をくれないか?」と話を持ち出されます。1番の曲の中には馬に乗って登場するメロディーや誘惑のメロディ、悪魔の笑い声が音になって現れ、面白いです。
 
この曲は世界文学もある程度、知らないと弾けません。動画の3番は悪魔のメフィストフェレスという人物そのものが浮き出され、この曲の中でも笑い声が何度も現れます。どれが笑い声か当ててね。
ピアノの曲には他にも世界文学を題材にした作品があり、とても興味深いです。
 
動画をご覧になると、菊池先生の的確なタッチと離鍵の速さを見習いたいですね。そして、真剣に音楽に向き合っていることも分かると思います。
 
今回もゲネプロなので正装ではありません。下のURLをペーストして開いて頂ければ、お聴きになれます。
 
https://mobile.twitter.com/Uacademia/status/921676595504361474
 
10月 26

ファイナル当日も学べるチャンス

きらめき音楽祭ファイナルのタイムスケジュールが出来上がり、生徒の皆さんに配布しています。
表彰式まで長時間拘束するのは申し訳ないということで3回に区切らせて頂きました。その割り振りは参加者数で区切らせて頂きましたので、ご理解を宜しくお願い致します。

また、他のコースもご参考に聞かれたい人は早めにお出かけになったり、3つ星の人や4つ星の人は表彰式後も残られて、来年のご自分のコースを見据え、一つ上のレベルをお聴きになることをお勧め致します。そうすれば、レベルがよく分かり、選曲のヒントになる事もあります。ここでも学べるチャンスですね。是非、活かしてくださいね。

お誘いした、お友達や親戚の人にも時間をお知らせくださいね。