グランドのタッチと響きを学ぶ


今日はグランドピアノのタッチと響きを学んで参りました。通常のレッスンやコンクールでもとても大事なことで以前より是非、学びたいと思っておりました。本日の講師は、ニューヨークのヤマハアーティストサービス→現在、銀座のアーティストサービスに勤務の水谷浩章先生でした。弦楽器や管楽器は呼吸が大事でそれが発音に反映すると言われているようですが、ピアノは猫が乗っても音が出るほど発音が簡単ですが、音色は奥がとても深いです。グランドのハンマーが弦に触れるまで約5㎝に対し、鍵盤が1㎝強沈むので、5:1の比率の中でどうタッチを工夫して音色を変えるかが課題です。音を鳴らす、響き方、タッチの勢い、椅子の高さを変えた時の音の鳴り方など、トロイメライやスケルツォNo.2の曲で聴き分けました。
講座後に、個人的にダブルエスケープの微妙な調節や巻線の倍音の調整についての質問をして参りました。その後、CFシリーズとSXシリーズを試弾させて頂き、特にCFの響きと音の立ち上がりの良さが素晴らしかったです。隣りにベーゼンドルファーも置いてあり、以前は「Sシリーズやベーゼン、イイなぁ。」と思っていましたが、弾き比べた結果、断然CFの方が良かったです。
日本のヤマハもここまで素晴らしい楽器を作られるとは!
(参)一般家庭に置けるCF4サイズで1090万円也。
欲しいけど、私には程遠いなぁ・・・

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