昨年、ピティナ特級グランプリに輝いた現役東京大学・大学院生の角野くんがポーランドの国際マスタークラスに参加されたそうです。私の生徒さんもコンクールで角野君と一緒に写真を撮った生徒さんもいますので、UPさせて頂きますね。
角野くんは個人Lessonでショパンのバラ2、ソナタ、英雄ポロネーズ、マズルカなどを学ばれたそうです。あれくらい素晴らしい演奏でも角野君は「自分の楽譜の読み込み力の足りなさを突き付けられた気分で、ケヴィン・ケナー先生のとても頭脳明晰で論理的な解釈が印象的でした。」と書かれています。ピアニシモの美しさと、和音のアタックのタイミングもとても細かい単位で聴き分けるのに驚かれたそうです。ピアニシモの音を出したり、和音を揃えるのが苦手な人は多いですよね。何とかしなくっちゃ。
4日目には演奏会があり、アンダンテ・スピアナートを若手ピアニストが演奏され、その後、ネルソン先生が演奏するラフマニノフのピアノ協奏曲第3番が素晴らしく、弾き終えた会場は大熱狂で、数十人規模でブラボーが飛び交い、満席のスタンディングオーべ―ションだったそうです。
角野君は「このような凄まじい熱気の帯びた雰囲気をどうやったら日本でも出来るだろう!」と考えられたそうです。
食事は宮殿で3食提供され、お昼がメインで夕食はしっかり食べないというスタイルだったそうです。
シンプルな味付けで野菜とスープが美味しく、角野君はレッスン以外の時間、「ピアノの森」の演奏に関わっていた反田恭平さんと共にマスタークラスを過ごされたようです。
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