音大卒業後の進路について、殆どの人が学校の教師や楽器店または自宅で開業のピアノ講師の仕事に就きます。一方、一般企業に就職され、そこで音楽分野で活躍される人もいらっしゃいます。コンピュータミュージックの会社や、ドラマや映画の効果音やBGMにどの曲を挿入するかなどの音楽編集の仕事、病院での音楽療法の仕事、商品に音楽を付加して開発を手掛けている会社や、富士ゼロックスに就職された生徒さんもいらっしゃいます。
音大卒の学生は「細かいところによく気が付く。」とか「物事に集中して、より深く追求したり、完成度を高める仕事には向いている。」という声も聞こえて来ます。
就職の面接時にこんなことを話された人がいらっしゃいます。
「音大生のプラス面とは、一つのことをずっと続けられる力、曲作りの苦難を乗り越え、ステージ経験で達成した力などです。これらは一つの楽器をやり続ける中で必ず養われる力です。音楽をやって来たからこそ人とは違う感性を持ち、物事を違った視点からとらえることができます。」とアピールして大企業に採用され、社内TOPの成績になったと聞きました。また、ウェディングプランナーの仕事を経て、教室開業セミナーを受けて、ついに開業されました人もみえます。
給料の額で選ばず、自分とは不向きな仕事で一生我慢するより、どうせ仕事をするなら自分の好きな仕事が良いですよね。楽しい仕事で頑張れば、後からお金も付いて来ます。自分の人生ですから、自分で決めましょう。皆さんは将来、どんな職業に就かれるのでしょうね!?
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