演奏法の見直し作業


先週から曲の研究に追われています。
3曲は「ここの強弱はこっちの方がイイかな?」
「この音を響かせるにはペダルはどうやって工夫しよう?」
「ここはテノールのパートを響かせた方が良いかな?」
と自問自答しながら、ほぼ出来上がりました。

今はブルグミュラー18の練習曲の演奏法の見直しです。
既にコンクールで研究した物はヨシとして、他の曲も「きらめき」が始まる前に片付けなきゃ!
昔の指導書は本当に使い物にならなくて、まずはアーティキュレーション(スラーや離鍵の位置)が異なるので、曲のイメージも変わって来てしまいます。また、最近になって、「作曲者が書いた音が間違っていた!」とか「リストの直筆の楽譜が見つかり、曲の題名が違っていた!」というのもあります。

先日、ブルグミュラー25の練習曲の一部が長年、音が間違って出版されていたことも判明しました。
また、音符の長さが違う物も発見!
ペダルも今では考えられないペダル指示があったりなので、耳を澄まして良い音楽を聴く耳を鍛えなければ!

私もレッスンをさせて頂くに当たり、常に目を光らせて勉強に勤しまなければ!と痛感いたしました。

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