金城学院大学教授の馬塲マサヨ先生の著書から抜粋しました。
これで皆さんのフォームの確認をしましょう。
1枚目の写真は手首を下げた状態、または上げ過ぎた状態を保って弾くのはNGです。そして、手の向きが悪いと肘を張ったり、力が入ったりで、これもNGです。
2枚目の写真は腕や手首に力が入って、脱力ができていない状態で、これもNGです。
3枚目と4枚目の写真は鍵盤に置く手の向きですが、一見、3の指が正面だと思われる人が多いですが、そうではなく、2の指がまっすぐ正面を向いていればOKです。
これが脱力の基本フォームですね。
上腕や前腕、肩などに力が入っていると、フォルテの時、大きな音が出ませんし、速いパッセージが連続で弾けなくなります。しかも、良い響きにもなりません。脱力が出来れば、ピアノも上手くなるはずです。心当たりの人は必ず直しましょう。
どうですか?良い弾き方になっていますか?
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