ホールによって残響が異なるので気を付けなければならないことがあります。それはペダルです。ペダルが必要な所であれば、何度も小まめに踏み替えるか、指のテクニックで(難しいですが)カバーするかになります。とにかく、長すぎるワンペダルは見直した方が良さそうです。
しかし、残響が少ないホールはペダルで響きを良くすることも考えなければなりません。
1枚目の写真はしらかわホール(シューボックス型)です。
2枚目の写真は愛知芸文コンサートホール(ワインヤード型・アリーナ型ともいう)です。
以前、私が関わっていたコンクールでよく使いました。
一般では高額で、なかなか借りられないホールです。
ちなみに満席の時の残響時間を記載しておきますね。
しらかわホール 2.2秒
愛知芸術文化センターコンサートホール 2.1秒
電気文化会館ザ・コンサートホール 1.8秒(壁が全面大理石)
熱田文化小劇場 1.6秒(ボックス型の反響板で、ここもよく響くと思いました。)
天白文化はボックス型の反響板ではなく、残響の記録も有りませんので、これほど響きません。
残響を手軽に調べる方法として、両手で「ポン~!」と手を打って、響きが残る時間です。
名古屋は千種文化が演劇用の為のホールなのか、最も響かないと言われています。
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