数か月前からチケットを購入してあった、ミュージカル「モーツァルト」を観劇して参りました。「もう一度、観た〜い‼️」と思うくらいとても良かったです。ヴォルフガング・モーツァルトは神童と呼ばれ、有頂天になりながらも、自由を好む自分を理解してくれない父親との愛情のすれ違いで苦悩し、父親は「いつまでも子どもの手助けをしたいけど、子どもと離れてこそ愛情だ!」と自分に言い聞かせますが、ヴォルフガングは父親との和解が出来ないまま、父が他界してしまったことはとても残念でした。早く分かり合えると良かったです。人生ままならない難しさと独り立ちの重要さを感じました。
ピアノソナタK.457を初め、ピアノコンツェルト、オペラ魔笛の「夜の女王のアリア」など、知っている曲がいっぱい挿入され、楽しかったです。
陽気で、高価な衣装を好み、お金遣いが荒く、友達に誘われると飲み明かすというお調子者のヴォルフガング役の古川さん、純粋で潮らしいコンスタンツァ役の生田絵梨花さん、父親役で情感溢れオーラのある市川正親さん、皆さん演技力と歌唱力がとても素晴らしかったです。
最後には観客全員がスタンディングオベーションでした。
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