曲に魂を!


「いつも演奏の中に魂が無ければならない。」

フランスのグリダ先生の言葉です。これが出来れば、かなりの出来になる事でしょう!
ただ何となく弾いている演奏では、曲の中に魂なんて宿っていませんよ。
さぁ、曲に正面から向き合って、真剣勝負で弾きましょう。

次の動画をご覧頂くと、曲に命が入っているように感じます。
体つきから見て、小2小3でしょうか?小5~6の課題曲(4曲)を挑戦されたようです。
バロック・・・ファンタジア(テレマン作曲)はテーマなど出すべき音をしっかりとしたタッチで演奏していて、スタッカートの離鍵も速いです。
近現代・・・子犬のいたずら日記(枝野奈津子作曲)は曲にあった奏法で柔らかいスタッカートを用いています。
古典派・・・ソナチネト長調(クーラウ作曲)は主旋律をアピール性のある音で丁寧に弾き、終盤の左のアルペジオの素早さもアッパレです。
ロマン派・・・メランコリックワルツ(レビコフ作曲)は中間部が3声(さんせい)で(Sop.Ten.Bass.の3つのパートを2本の手で弾くという)テクニック的に難しい曲ですが、情感豊かに弾いていますね。
どの曲も頭を使って丁寧に弾いています。
レベルはツェルニー30番後半~40番程度(7つ星くらい)でしょうね。
皆さん、きらめきではこれくらい熱意のある演奏を目指しましょう!

では、動画の演奏を聴いて、本番までに更に良くする工夫をしましょう。
皆さんの演奏を楽しみにしています。

 

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