ピアノが上手な人は脱力も上手い


土曜、地下鉄に乗ったら、この広告を目にしました。

「ピアノは鍵盤を押して音を鳴らす楽器ですが、この動作は西洋人と日本人とでは大きな違いがあります。日常の動作を観察していると、日本人は腕を曲げる時、屈筋を主に使い、西洋人は伸ばす時に使う伸筋を主に使います。例えば、指で数を数える場合、日本人は手を開いた状態から1本ずつ指を曲げて数えるのに対して、西洋人は手を握った状態から1本ずつ指を伸ばして数えます。こういった動作の違いはピアノ演奏にも表れ、日本人の多くは引っ掻くように力を入れて鍵盤を押してしまいます。その為、(日本人は)大きな音やキレの良い音が出しづらかったり、指や腕に負担がかかり疲れやすくなってしまうことがあるのです。ピアノは西洋人が作った楽器であるため、伸筋を意識した指の使い方で鍵盤を押すように演奏することが大切なのです身体の仕組みを知り、表現力を磨く。」と書かれていました。

なるほど、イイことが書いてありますね。これは馬塲先生が書かれた言葉だとすぐ分かりました。本を買って読んだことがあるからです。教室にも下の絵が以前、飾ってあったのを覚えていますか?
こうゆう原因があって、日本人は脱力の苦手な人が多いのだと思いました。私の教室は初期の段階から脱力を取り入れています。

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