「ホンマでっかTV」でお馴染みの脳科学者・澤口先生が昨日も「脳機能を高める習い事は1位がピアノ、2位がそろばん、3位がサッカーです。」と仰っていました。その理由を著書で拝見すると、
「ピアノほど脳に良い習い事はありません。特に重要なのは両手を複雑に使い、楽譜を一時的にも記憶しながら演奏し、更に次に弾く楽譜を先読みします。これは他のものにはない非常に高度な行為なんです。つまり、ピアノをやっていると自然に全ての脳機能を高めてしまうという訳です。能力まで得られる習い事は珍しく、殆どないんです。人は夢を持ち、その夢を叶えるべく努力して成功し、幸せな人生を送りたい…と誰もがそう願うものですね。そして、そういう人生を送るためにはIQ(一般的知能)よりもHQ(人間性知能)という知能が重要と証明されているのです。
ピアノのレッスンを続けることによって、脳の前頭前野が発達し、HQの長期的な発達につながります。
また、左右の脳のバランスが良くなるんです。小脳も大きくなり、運動機能や知能機能、感情的機能までもUPします。更に記憶力がUPするので学力向上につながります。つまり、ピアノを習うことによって脳機能をまんべんなく育て、スポーツや学力まで効果を及ぼします。
では、ピアノはいつ習わせれば効果的なんでしょう?
「HQを高めるためには5~8歳頃がより効果的ですが、大人になっても効果は望めます。週に1回のレッスンで4ヶ月くらいで効果が現れ、脳構造を変えるまでには2年くらい必要です。あとはやればやるほど良くなります。」 人生の中で音楽を楽しんでいくための基盤、素養、かけがえのない財産になるものとしてピアノを習わせてあげたいということのようです。
さぁ、皆さん、ピアノを一生の友にしちゃいましょう!
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