以前、私が研究したコンクールの課題曲が載っている演奏解釈の本が届いたので、細かい文字を読み漁りました。「おっと❢ ここでソステヌートペダル(滅多に使わないグランドの真ん中のペダル)を使うのは、私の考えで正解だった❢」と思いました。殆どの楽譜にはペダルが所々だけ記号が書いてあったり、何も書いていなかったりです。ましてや、ソステヌートペダルの指示が書かれている楽譜は未だかつて、お目に掛かったことがありません。
その曲を素敵な曲のように聴かせるには、楽譜を読み解き、ペダルをどう使うか、強弱や音楽の呼吸をどうするかによって、コンクールの点も変わって来ると思います。要するにこれまで培って来た音楽センスと頭で勝負!っていうことだと私は感じています。今回の曲はグランドを持っている生徒さんだから、このペダルは可能です。よし、あとは密度の高い演奏技術を磨くだけですね。それが難しいのですが・・・。
コメントを残す