先日、赤松先生は名古屋で講座をされたと思ったら、現在、ハンガリーです。ホールでのレッスン前に指慣らしをされているご様子です。ホールのステージにグランドが2台とチェンバロが一緒に置かれているなんてイイですね。弾き比べや音の違いがよく分かりますね。
ところで、近年のコンクールでは音色が問われますよね。おうちのアップライトピアノかグランドで練習されている時、自分の出した音の響きをよく聴きましょう。ピアノの外角(箱)の中で音がどんなふうに響くかを試しましょう。これが音色の勉強になり、コンクールで良い結果に繋がると思います。
電子ピアノの子は鍵盤を押したら、スイッチがON、OFFという仕組みで音色がいつも一緒ですから、それが出来ないのが残念です。「え~?音なんてドを弾いたら、どんなピアノもドの音が出るから一緒じゃん!」と思われるかも知れません。しかし、電子ピアノでは柔らかい音、硬い音、繊細で優しく悲しい音などの表現ができないです。また、タッチ面でもバッハコンクールや中級レベルで受けるコンクールでは絶対に勝てません。生のピアノに替えれば学べることが非常に多くなり、益々勉強になり、思慮深く考えられる習慣も身に付くかも知れませんよ。
それから、今日は自宅のピアノの調律で高音の音が狂って来たので、スッキリしました。それで、私はペダル奏法を細かくレッスンでやるので、調律師さんにアップライトピアノのペダルの調整についても伺いましたら、「なるほど!」と思いました。さすが、腕利きの調律師さんです。調律の時期が間近な生徒さんは先生から詳細をお尋ねくださいね。
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