日本の評価も変わりつつあるのかな?


動画はのだめのショパン、ピアノ協奏曲第1番です。
ピアノは人それぞれ感じ方が違うのでいろいろなピアニストの演奏を聴くのも面白いです。のだめの演奏は個性がありますが、情感が豊かで、それを聴いた人が「凄くイイ~!」と思う感動の演奏だったので評価されましたね。
一昔前の演奏は「強く速く!」→「規則正しく楽譜通りに弾いた者が勝ち!」というコンクールの傾向でしたが、近年は「(最終的には)楽譜通りに弾いちゃダメ!」という著名な先生もいらっしゃいます。
要するに、初めは楽譜通りの音やテンポを確認し、その後、自分が表現したいように考えて弾け!という印象です。そうするとその子その子によって特徴のある演奏になり、聴く側も面白くなります。これは、昔より更に「頭を使って弾け!」っていうことで、高度なものを求められていると思います。情感豊かに弾くにはどうすべきかというと、強弱、音楽の呼吸をどう入れるか?、何処で粘って弾くか、速度の揺れを取り入れるか?ペダルの効果をどう使うか?などいっぱい出来ることがあります。
さぁ、あなたなら、今の曲をどう演奏したいと思いますか?

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