今日は映画「グランメゾンパリ」を見に行って参りました。パリで日本人初の3つ星を獲った小林圭シェフも映画に協力されたようですね。映画の中で「Ça va」という街ゆく人に交わす言葉を聞いてパリに住む生徒を思い出しました。良い材料を吟味し、作り手とお客様一人一人に敬意を表し、在り来たりではなく、アッ!と驚かせるものを作る。それは良い楽器と作曲家、聴き手、演奏の出来に置き換えれば、音楽に通ずるところがあると思いました。いろいろな知恵と知識、創造力を組み合わせ、壁にぶち当たったら、初心に返る。その苦労があるからこそ、最高の出来になった時の喜びもひとしおですね。シェフが「sepati」と言った時、目の輝きと意気込みを感じました。これは映画のSTORYの前後を把握しないと感じられないと思います。とても見応えのある良い映画でした。
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