グレードの受け方もいろいろ


カワイのグレードを受ける人が多いですが、カワイの6級(ライセンス)が近くなるとヤマハのグレードも受ける人がこれまでも数人いらっしゃいました。
以前のヤマハグレードは2曲用意して当日、どちらか一方を弾くという項目がありましたが、今は2曲とも弾く事になっています。

私の教室では「この先のカワイの6級(ライセンス)を受ける時、即興演奏に不安がある。」とか、「楽譜を数秒見ただけで両手で間違えずに弾くなんて自信がないから、早めに即興の勉強をしたい!」と言う子が次のような準備をしています。

カワイグレード8級→ヤマハグレード7級・・・
カワイグレード7級→ヤマハグレード6級→カワイグレード6級
(もっと早くからヤマハグレードを受験されたい人も対応させて頂きます。)

レベル的に見て、ヤマハの6級の課題曲がカワイの8級に入っていたりしますので、カワイの方が少しレベル的に難易度が高いですが、ヤマハは科目が少し多いです。
カワイの場合、6級から一気に科目が増えます。要するにヤマハグレードに出てこなかった各調の和音記号、コードネームをたくさん覚えなきゃなりません。また、カワイの6級の自由曲はショパンエチュードやベートーヴェンソナタ、シューマンなどを持ってくる人もいます。カワイの6級から準講師資格になるので当然かも知れませんね。そしてカワイの6級は音大生の子でも不合格になることもあります。(ドキッ!としますが、コンクールで鍛えている子は大丈夫でしょう。)

何処のグレードを受けられるか、また試験会場も任意です。
現在、新年度で分かっている受験日は以下のヤマハのみです(1か月前、または定員になると締切)。
下の写真のグレード日程は矢木楽器さん、日響楽器さん池下店の順です。
カワイの日程は3月末か4月に発表されます。
この先、「きらめき」や他のコンクール(ピティナ、バッハコンなど)もあるので、その前に受けるか、後に受けるかもご検討下さい。
詳しくは先生にお尋ねくださいね。


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