東京音大・准教授の川上昌裕先生が親しくされていらっしゃるクラシックの作曲家、カプースチンです。勉強するべき重みのある作曲家の一人で、よく知られている《8つの演奏会エチュード》作品40は音大ピアノ科出身者や、かなり弾けるピアノ愛好家にも人気です。私も川上先生の講座を受けたことがありますが、他にも油の乗ったコンクール審査員も絶賛の作曲家です。
カプースチンはジャズ的な語法を用いて、《24のプレリュード》作品53などドンドン書いていきました。それ以降、更に自由になって、クラシカルになる一方で、ジャズ要素いっぱいの作品104《2台のピアノとパーカッションのための協奏曲》のような作品もあります。カプースチンの曲は、色んな要素が入っているバランスの取れた作曲家です。
写真中央の人物がカプースチンです。実は私の亡き父にそっくりの顔です。
是非、お聴き頂き、目標の曲にされたら、如何でしょうか?