ラ・フォルジュルネで丸々一日、音楽の勉強に勤しんで参りました。
朝、一番にチケットセンターに行き、公演のチケットをGET。
その後、チケットの半券で入場できるEホールで子ども向けのミュージカルを少し見て、
次にAホールでオーケストラ演奏、ベートーヴェンの「英雄」と他の曲も聴きました。
ここでは1拍目が下から上げる指揮の振り方で、やはりヨーロッパの指揮者は躍動感があると感じました。ヴィオラの音色も凄く美しかったです。
次に「題名のない音楽会」の公開録画でパーマをかけた石丸幹二さん(司会)を拝見。
そして、ラフォルジュルネを日本に持ち込んだくれたルネさんもフランスから来日されて出演されていました。↓
次に伊賀先生と山口先生の連弾コンサートを聴きました。プリモのハッキリした粒立ちの良い音、セコンドはリズム感と迫力で打楽器のティンパニを思い出すような音でした。打鍵法が大事ですね。↓
国際フォーラムから徒歩で次の会場へ。
何と、マリオカートの集団が目の前を通過。
外国人観光客に人気なんですよね。
でも、公道を通られると怖いなぁ。
次の会場ではアートピアノを間近で拝見しました。
先日のブログではピアノ本体に絵が描かれているかどうかハッキリわからなかったのですが、解明しました。ピアノは全体的にシールが貼ってあり、側面はデコレーションされていました。鍵盤の下もデコってありました。素敵ですね。作者は増田セバスチャンというアーティストでした。↓
次は待望の赤松先生の演奏です。赤松先生の頭脳の素晴らしさが光る解説の後、ソロ演奏2曲は迫力と集中力に圧倒され、とても立体感のある演奏だと感じました。本当に主旋律以外の伴奏部分が遠くから鳴り響いているようで、鍵盤を操っているマジシャンのようでした。
バイオリンの橋森さんは心からバイオリンを鳴らしているかのようで、時々、天を見上げ、せつない表情で演奏され、その音が何とも心に響く印象的な演奏でした。涙して聴かれている聴衆もいらっしゃいました。本当に良い勉強させて頂きました。赤松先生のFacebookに私がコメントを書いたら、お返事が参りました。人間的に崇高な位置にいらっしゃる赤松先生からお返事が頂けるのはとても感激です。
これだけ楽しみながら勉強でき、掛かった金額が超安値です。
チケット売り場も昼ごろから行列です。宜しければ、来年お出かけくださいね。
毎年1回、こんな大きな規模の音楽祭が開催され、「日本にクラシックファンがこんなにいるのぉ~!みんな何処からこんなに集まってくるの~?」という印象でした。