11月 29

納得できる言葉

練習というのはレッスンで学んだことを家に持ち帰り、反復練習したり、考えたり、研究したりすることだと思います。ということはレッスンの内容が大事で、昔のレッスン方法では良い演奏に辿り着けないということですね。これは納得できます。

私が幼い頃は曲がだいぶ出来上がってから、ペダルを付けるとか、強弱を付けるという方法が主でしたが、耳の為に、絶対にこの写真の方法が良いと思い、私のレッスンではこのスタイルでずっと実践しています。

11月 29

イタリアで審査員

イタリアで開催されているリスト国際ピアノコンクールの審査員として赤松先生が招かれました。
Facebookにはイタリア語、フランス語、英語、スペインのお友達など、赤松先生は語学がご堪能で、多くの楽譜の暗譜力といい、本当に頭の中の構造を拝見したいくらいです。

11月 27

牛田くんファンの為に

私の生徒さんの中には親子で牛田くんファンが4~5組いらして、牛田くんの小学生時代からコンサートにお出かけになられている人もみえます。
それで、生徒の◯◯ちゃんが「牛田くんの演奏を生で聴いてズルい〜‼️」と言われたので、本選の演奏が聴けるURLをこのページの一番下(写真の下)にご紹介いたします。
これで、楽しんでくださいね。

写真は牛田くんが最後の一音を弾き終えた瞬間からです。
コンクールの全部の演奏を弾き終えてホッとした様子で、達成感さえ感じられますね。
全曲、審査員に聴いて頂けるところまで勝ち進めて良かったです。

↓牛田くんのラフマニノフピアノコンツェルト№2はこちらです。CMのあとです。

http://www.hipic.jp/streaming/vod/detail4.php?id=79

11月 27

2000年前の物が!

赤松先生が現在、お仕事のため、イタリアに滞在中です。
ローマにあるサンタ・ブラッセーデ教会のモザイク壁画と天井をFacebookにアップしてくださいました。
未だに黄金に輝いていますねぇ~。
なんと、イエス様が生まれる前の9世紀のものだそうです。
2000年前のものがこうして美しく残るなんで素晴らしいことです。
11月 27

浜コンのオーディエンス票

先日の浜コンで私はオーディエンス票を投票してきましたが、またまた嬉しい事に牛田くんが「聴衆賞」に輝きました。

梅田くんは「日本人作品優秀演奏賞」に輝きました。
赤松先生もお喜びのことと思います。
写真の上が梅田君、下が第2位と聴衆賞に輝いて花束が多い牛田くんです。

11月 26

協奏曲のスペール

私は通常、「コンツェルト」というのを使っていましたが、気になり、スペールを調べました。

Konzert(コンツェルト)ドイツ語
concerto(コンチェルト)イタリア語
concerto(コンセルト)フランス語
concerto(コンチェルト)英語

concert(コンサート)英語のスペールとよく似ていますが、少し違いますね。


教則本で使う、作曲家のCzernyはスペールで読むとツェルニーですが、チェルニーという人もいらっしゃるのでその違いと一緒ですね。

11月 26

夢のピアノコンツェルト

「ピアノコンツェ...」の画像検索結果来年はベルソンピアノコンクールで多くの生徒さんにピアノコンツェルトを経験して欲しいので、見込みのある幼児の人からお声掛けしたいと思います。私が以前、コンツェルトセミナーで学んだ資料を家から探し、見つけました。

あの頃はピアノコンツェルトの演奏を世界的ピアニスト小山実稚恵さんを初め、国内外でコンクール上位入賞者のピアノコンツェルトを数人聴いたり、若林顕先生(これまで国内外で400回以上もピアノコンツェルトの経験がある先生)のセミナーを数回受けたりで、メモ書きが数枚あります。また、近いうちにその資料を1枚にまとめたいと思います。

私の教室でも以前、アンサンブルコンサートを開き、ピアノコンツェルトをミュージックデータと合わせたことがあります。それを「きらめき音楽祭」でやりたいと思っていましたが…。

11月 25

ラフマニノフピアノコンツェルト第2番

牛田くんが演奏された本選曲の「ラフマニノフピアノコンツェルト第2番」はフマニノフが交響曲第1番の不成功でダメージを受け、強度の精神衰弱に陥り、その後、作曲もせず、ピアニスト活動に専念していたところ、ロンドンフィルからピアノコンツェルトの依頼を受け、書いたそうです。

しかし、この曲を書く際も精神的には苦難の連続で、病院で催眠療法(暗示療法)を受けながら、ようやく全曲を書き終えたそうです。もっとも苦労したのは第1楽章だと言われ、初演の大成功を迎え、ラフマニノフは精神的にも音楽的にも快方に向かったようです。
「のだめカンタービレ」でもこの曲が出て来ましたね。シュトレーゼマンが千秋先輩に「もっと音楽に没頭して弾け!」と言われていましたね。

実際、ラフマニノフは大男で、12度(ド~高いソ)が届く大きな手だったそうです。

第1楽章はロシア正教の鐘をイメージした音をピアノが鳴らした後、重厚な音楽で始まり、ロシアの雄大な風景を表しています。甘くウットリするようなメロディーの第2主題の後、急速な装飾音型はロシア正教の小さな鐘を表現しているそうです。

第2楽章はロマンティズムをメインに書かれ、ラフマニノフのセンチメンタルでピュアな一面が感じられます。第3楽章に音楽の情熱を吹き込みました。

写真はインスタに上がって来た本選の様子です。審査員席も素晴らしい!