10月 19

そろそろ本気モードに!

きらめき音楽祭の曲の出来映えは如何ですか?
本腰が入って来ていますか?
ほんの少しの違いで、結果に大きな差を招きます。
写真の言葉を肝に銘じ、心に響くものがあれば、気を引き締めましょう。

私は人から「先生は自分にも、人にも厳しい!」と言われますが、それはみんなと一緒に人間として成長して、一緒に喜びを分かち合いたいからです。

一緒に前を向いて頑張ろう!

10月 19

なるほど、音楽ソムリエクイズ

先日、きらめき音楽祭の指導者宛てに、私が書いたお手紙の中の文章をご紹介いたしましょう。

「先日、ある本を読んでいましたら、(ポーランドのショパン国際ピアノコンクール上位入賞の)ピアニストのルイサダ氏が「若い世代に言いたいのは、演奏する前に自分が何を求めているかを見極めて欲しいと思います。その為には文学・美術…など過去の名作に親しみ、感性を磨き、審美眼を養う必要があります。」と書かれてありました。やはり、演奏するだけでなく、多くの知識を身につけなければ、演奏が変わらないということでしょう。その為にも、音楽ソムリエクイズは取り入れて良かったかな?と思いました。きらめき音楽祭は皆さんと楽しく学べる場であり、演奏者のご成長も温かく見守りたいと存じます。どうぞ、宜しくお願い致します。」

是非とも、当日はみんなと一緒に、たくさん学びましょう。
私も学ばせて頂きますよ。

10月 18

弾く時は自分を律する気持ちで!

本番までの残りの時間は家での練習も毎回、自分を律する気持ちで臨みましょう。
全ての注意をクリアにするまで弾き続けて完成度を高める努力をしてください。
キチンと出来る子は勉強もキチンと出来る筈です。
自分に厳しさが無い子は賢くもなれないように思います。

万が一、練習の時、失敗したら、写真のようなことが起きる!と思って、自分を戒めましょう!

写真の「のだめ」の向こうには千秋先輩が思いっきり投げている体が少し見えます。
音楽に対する真剣さも伺えますね。「もっと真剣に、本気で弾け~!」って感じです。
それにしても、のだめはともかく、千秋先輩の顔が凄い!
こんな顔芸が出来るなんて、さすが、名古屋が生んだ演技派の役者ですね。
ハリセンの江藤先生も飛んでるぅ~!

10月 18

牛田くんの声と意気込み

「ちょうど一年前、機械が苦手な僕がFacebookを始めさせていただき、ご覧になってくださっている皆さまから温かいコメントをたくさんいただき、仕事を続けていく上での心の支えと、励みになっています。
いつも本当にありがとうございます。
これからもお付き合いいただけたら嬉しいです。

そして、皆さまにご報告です。

2016年の始め、演奏会途中に倒れたことがあり、皆さまには大変なご迷惑とご心配をおかけいたしました。諸々検査をし、結局、カフェインに誘発されてのものと診断いただきました。
大好きな飲み物とは暫くお別れです。💦

それから18歳の一年間は、
コンチェルトにたくさん取り組みます。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
リスト:死の舞踏、ピアノ協奏曲第1番
グリーグ:ピアノ協奏曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、第3番
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
など、
大好きなコンチェルトをたくさん弾かせていただけることになり
楽しみにしています。
また、ソロ作品は、ロシア作品とショパンを重点的に取り上げていきます。
楽しみにお聴きいただけたら嬉しいです。
18歳の一年間、どうぞよろしくお願いいたします‼️
2017年10月16日 牛田智大」

★凄い!1年間でこれだけ膨大な量の曲をやるとは!
みんなも負けていられませんよ。
自分を磨く事は美しい!

10月 18

あれ?鍵盤の色が!

小学校でもお馴染みの「きらきら星」です。
下のURLの動画はSteven Lubinが演奏する、モーツァルトの『フランスの歌曲「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲』ですが、鍵盤の色が!
(長いので、冒頭だけでもお聴きください。)
 

https://m.youtube.com/watch?v=fGGWtz_v6xM&feature=youtu.be

10月 17

注意力を鍛えるには!

注意力を鍛えるには常に危機感を持つことです。
ピアノは何度も弾けば、自然にうまくなる物ではありません。
必ず、頭を使いましょう。

練習しながら、
「あ、もうすぐ、よく間違えるところだから、気をつけよう!」とか
「あ、次は休符だから、手を離さなきゃ!」
「次は小さく弾くんだった。」
「次は指づかいに気をつけなきゃ!」
「ここは指をもっと丸めなきゃ!」
など、記憶を呼び起こして、頭で考えながら、弾くべきです。
何も考えずに弾くのは絶対にダメ!
脳が老化して、若年性アルツハイマーになりますよ。
それに大人になったら、どうやって生きていくの?
努力をしなきゃ、喜びは訪れません。ちょっとくらいの頑張りで「私、努力したのに出来ない~」なんて甘えている子は努力というものを知らない子。努力の度合いを知りましょう。
世の中はそんなに甘くないですよ。

ミスしたら、のだめみたいに、「後ろからハリセンが飛んで来る~!」という危機感を持ちましょう。または、ミスや注意を怠ったら、オヤツは無し、夕食は1品減らされる、家の外に立たされる!など、何かルールを作って脳を鍛えましょう。
危機感がなければ、注意力は育ちません。

甘やかされて育った子は本当に大人になったら、困りますよ。
ピアノは脳に良い習い事とされていますが、それを活用できる学び方で習いましょう。
それでなきゃ、お月謝が勿体ないから、親不孝ですよ。
お金はお父さんやお母さんが一生懸命に働いて得た大事なものです。
ありがたみを感じましょう。
親不孝をするとバチガ当たりますよ。
私もそんな状況でお月謝を頂くのは申し訳ないので、当分、お休みして頂いても結構です。
「ピアノを続けるなら、注意力をピリピリ働かせる!」or「注意が出来ないから、ピアノを辞める!」のどちらかを選択させるのも良いでしょう。
よくお子さんに言い聞かせてご決断下さい。
ピアノを続けるなら、おうちで一生懸命、練習に励んでください。
本番間近ですから、良いチャンスです。GO!
(みんなに上手くなって、トロフィーを持たせたいから本音を申しました。<m(__)m>)

10月 16

指の形・雑に弾く子

先生に何度も言われても指の形が直せない子は自分に甘い子です。
「学ぼうという気がありますか?」と尋ねたいくらいです。

指の形が悪いと
①はっきりした良い音、透る音が出ない。
②速いパッセージ(音型)が弾けない。

③指くぐりが遅いので旋律がなめらかに弾けない。
④和音が揃わない。
⑤深い響きが出せない。
⑥アピール性のある音が出せない。

一刻も早く指の形を直す努力をしてください。
絶対に良い結果にはなりません。

それから雑に弾く子も考え物です。
「お母さんに言われて、やらされてるからレッスンに来ているだけ。」という気配の子がいます。
いやいやピアノをやっているなら、辞めた方がイイですよ。
お父さんお母さんのお蔭で、学べることに感謝しましょう
そして、レッスンに来ることが「学ぶ」ということだと意識して通って下さい。
これが理解できれば、今後メキメキ上達すると思いますよ。
これが理解できない子は上位入賞には入れません。
気持ちを新たに頑張りましょう。
期待しています

10月 16

今回は出来映えが悲しいなぁ!

ファイナル本番まで準備不足の人が多く、悲しい状況になっています。
もっと本気を出してください。
耳は機能しています。
自分の音をよく聴いて練習していますか?
今回トロフィーが取れそうな子が一人しかいません。
メッチャ少ないです。
毎日「明日が本番だぁ!」という思いで、必至さを出してください。
本当にこのままではいけませんよ。

10月 16

自分を追い込んでいますか?

写真は、名古屋にご実家がある牛田君です。
彼は中国に住んでいた幼少の頃から、ユンディ・リーやランランに憧れていたようですね。

努力が実を結び、今では海外や国内で活躍するピアニストになっています。

皆さんは「きらめき」の本番が近くなり、気を引き締め、追い込んでいますか?
悪いクセを直し、より完成度を高くする工夫をしましょう!

10月 15

捨てる先にある宝物(必読)

赤松先生のセミナーやコンサートの日程を検索していたら、次の記事が見つかりました。
良いお話ですから、皆さんにもご紹介いたします。

「4歳の時にはテレビで特集が組まれ、数々の国内外コンクールで優勝や上位入賞をしている。洗濯機もテレビも無いという決して裕福な家庭ではないけれど、母親は彼にピアノを弾かせたかった。一軒家のリビングにはアップライトピアノと彼が常にいた。世界で認められるために、彼がしたこととは・・・

《捨てきる先にある宝物》

子供の頃から真剣にピアノをやっていましたが、日本のシンドラーと言われる杉原千畝(すぎはらちうね)氏に憧れ夢は外交官。ピアノでプロになる気はありませんでした。小学6年生で全日本学生音楽コンクールで1位になった時も「外交官になります」と言うものだから芸大の先生からは白い目で見られました。

中・高・大も音楽に関係の無い普通の学校へ進み、外交官になるにしても音楽での節目が欲しかったので、神戸大学四年生の時にドイツの国際コンクールを試しに受けたら日本人初の上位入賞。テレビや新聞の取材が組まれたり、CDが発売されました。契約書を書き賞金が小切手で渡され世界各地でのコンサートが決まりました。

しかし、世界レベルを目の当たりにして日本だけで活動してきた甘さを痛感し大学を卒業してから本格的に勉強をしました。 ドイツで1年半活動しましたが成長に限界を感じ、4ヶ月間ヨーロッパ文化を学ぶ為に放浪しました。

“マダム・リスト”と呼ばれるフランス・クリダがパリに居ると聞き「あなたの弟子にして下さい」とFAXを送って頼み込み、弟子にしてもらいました。それからの2年間マダムからは「全く駄目」だけの完全否定。心が折れる余裕も無い程、ずたずたでした。

『どうしたら良くなるか?』を考えも無理だったので、『どうしたら駄目になれるか?』と逆に考えその駄目になる方法を全て排除していきました。その方早く自分の駄目な部分を改善できました。

もがき苦しんだ後、受けたコンクールは全て通過することができました。

この闘い方をヨーロッパでの演奏活動を続ける中で学んでいき、どうやったら勝てるか、常に考えて演奏するようになりました。これからも自分の演奏に妥協することなく、ピアノを弾き続けます。」

みんなも強い気持ちを持ってピアノを学び続けてくださいね。
人間としてかなり鍛えられると思います。