幼い段階から一音一音こだわって、レッスンをさせて頂きたいので、最近は以前より増して1小節や2小節、または4小節弾いて頂いて、先生がストップをかけてレッスンすることがよくあります。
手首の使い方や指の形、マムシ指、腕の使い方のチェックをして、より良い音質を追求したいと思います。
こうやってレッスンをすれば、生徒の皆さんも家の練習でも更に耳を傾けて練習して来てくれるかも?と思っています。
絶対に今後に役立つことだと思いますので、ご理解を宜しくお願い致します。
解剖学から分析された脱力法
きらめき音楽祭の審査にもお越し頂いた馬塲マサヨ先生(金城学院大教授)の指導者セミナーに出掛けました。解剖学から分析された良いフォームの弾き方を学んで参りました。
速い曲になると前腕が痛くなるのは悪い弾き方で疲れますね。
肩に力が入って肩が上がると音が硬くなります。
そうなると音質が変わり、コンクールやグレードにも影響し、困ります。
筋肉をムダに使っていないように心掛けねばなりませんね。
指のDIP関節・PIP関節が指の中に筋肉がなく、前腕にあります。
指の付け根に当たるMP関節は手の平にあるということも認識しなければなりません。
取り敢えず、皆さんがピアノを楽に楽しく弾けるようになってほしいので、まとめたら、教室に貼り出しますね。
ブルグコンのトロフィー
ブルグミュラー☆名古屋Finalおめでとう!
曲のイメージの色
このイラストはどんな印象を受けますか?
曲を聴いて、その曲がどんなイメージか、すぐに頭に思い浮かべば、上手な演奏だという事ですね。
では、演奏する人が曲のイメージを心に描こうと思う時、次は何色だと思いますか?
喜び・哀しみ(悲しみ)・怒り・不安・安堵・せつなさ・懐かしさ・憧れ・希望・ 甘美・諦め・自然の美しさ・神秘・神の畏敬の念
高校生の子はすぐにイメージして応えられました。
小学中学年の子は5~7割応えられました。
どんな色か分かった人は、5線ノートに書いて先生に教えてくださいね。
もっとうまくなりたい子の為に
コンクールの結果が思った以上の人、そうではなかった人、いろいろです。
まず、今回、本番までの自分の努力の仕方など、これまでの経緯を振り返りましょう。
いつも以上に頑張って予想以上の結果になった人、頑張ったのに一番上の賞ではなかった人、どこかに原因があります。
取り敢えず、コンクールに参加できたことに感謝しましょう。
コンクールに参加したくても出来ない人もいます。
賞を頂いたら、どんな賞でも感謝しましょう。
先日、ブログにも書きましたが、自分の音を聴く耳はどうだったか?
演奏をよくする為に改善する努力をしたか?(タッチ・強弱など)
注意力の度合いが甘くなかったか?
(先生に注意されたことはすぐ忘れて、弾くだけの作業になっていなかったか?)
ドンドン上達する人は親御さんが動画を撮られたり、もう一枚の楽譜に書き込みをされたりはよくありますが、お子さんの楽譜に注意書きの付箋を貼ったり、注意事項が1週間でクリアできるか、ワードで表をつくられて楽譜の次のページや横に貼っていらっしゃる人もみえます。
また、審査員の先生の注意点を大きめの付箋に箇条書きに書いて、楽譜に貼っている人もみえます。いろいろ工夫されることは素晴らしいと思いました。
これは学校の勉強法にも役立ちますね。
おうちでの練習の際、小学生以下のお子さんとケンカになってしまう親御さんはご相談下さい。
少し、ヒントを差し上げられるかも?
既にご納得頂いた方もいらっしゃいますので、ご気軽にどうぞ!