グランドピアノ工場見学②
生徒さんの保護者から質問されたので、他の皆さんにもお知らせします。
やはり、興味のある人が多く、大阪の同業者から「名古屋から掛川が近いから羨ましい!」と言われ、一緒に出掛けようとしました。夏休みを予約しようとしたら、既に予約が出来ない状態でした。
ですから、夏休みを予定されている人はお早めに予約された方が良いです。
工場見学をされた時に頂けるお土産のキーホルダーはこちらです。
以前、私がバスで出かけた時の経路をご紹介します。
①池下を朝7:30集合→浜松SAで休憩→掛川のヤマハの工場に到着→近くのホテルでランチバイキング→浜松SA→帰路へ(バスの中でクイズ)
②中川区で集合→浜松SA休憩→竜洋のカワイの工場に到着→楽器博物館の横の大きなオルゴールのあるお店でランチ→楽器博物館→帰路へ(バスの中で『のだめ…』のビデオを観る)
③熱田区で集合→浜松SAで休憩→ヤマハの工場に到着→浜松のホテルオークラ(音楽に溢れているロビー)でランチ→楽器博物館→帰路へ
※②と③はだいぶ前なので、時間は覚えていませんが、このような経路でした。
ご参考になさってくださいね。
グランドピアノの工場見学①
ヤマハの「グランドピアノ工場見学バスツアー」を今年の夏に予定しておりましたが、ヤマハ側が多忙であることと、ご家族によって立ち寄りたい所(浜松楽器博物館、春華堂の浜松工場見学、掛川ステンドグラス美術館、掛川花鳥園、資生堂アートハウス、掛川城など)がそれぞれ異なるので、このチラシが出回りました。あ、新東名の浜松SAもピアノの鍵盤などがあり、音楽が溢れていますね。
私もこれまで生徒さんと共にバスで、ヤマハの掛川工場に2回、カワイの竜洋工場に1回見学させて頂いたことがあり、保護者の方からも「こんなに手間を掛けて作られているとは!」とか、「とても興味深い工程を拝見させて頂き、出掛けた甲斐がありました!」「なるほど、主人の仕事の参考にもなりました!」とお声を頂きました。工場見学は無料ですが、要予約になっており、ご見学されると、ピアノに内臓されているハンマーのキーホルダー(写真の左中央のもの)が頂けます。これはピアノ学習者なら、誰もが欲しがる物ですね。詳細のチラシを頂いて参りましたので、ご入用の方は先生にお申し出くださいね。
夏休みの良き思い出、自由研究に使えそうですね。
ピティナ予選が始まりました!
今年はピティナのコンペを受ける子が数人みえます。そのうちの一人が本日予選を受けられました。
日本の中で小3・4年までのピアノコンクールで最もレベルが高いと言われています。
小5以上は毎コンがレベルがそれ以上に高くなりますね。
あ~、ショパコンもレベルが高いです。
今日、Kちゃんは優秀賞(予選最高位で全体の3割のみ)に入りました。
本選に進めます。先日のステップに参加しておいて良かったです。写真を送って頂いたのでUPさせて頂きます。
Kちゃんは浮かれている暇はありません。
次の目標に向かって更に努力されることを信じます。
私もしっかり勉強しておきますね。
ライセンスの要項
今年、ライセンス(ピアノ指導者の資格取得のグレードテスト)を受験する子がいます。
その要項が届きました。風の噂では6回不合格の人もみえるそうです。
演奏グレードの受験科目はバッハの課題曲と自由曲と即興演奏です。
不合格者の殆どが即興(楽譜を予見20秒見た後、その場で演奏するもので、①各調のメロディーに和音記号が記され、伴奏を即座に考えて両手で弾くものと、②コードネームを覚え、指定された拍子記号に添って伴奏を即座に考える物の2種類あります。)私の教室でこれまで8人合格しています。
指導グレードは音楽理論、ソルフェージュ(聴音=試験管が演奏した音楽をその場で楽譜に書きとめること)、和声学があります。和声は数学の公式みたいに約束事をたくさん覚えて、それに当てはめて和音進行を作る物です。解けるようになると快感です。
1回で合格できるよう、一緒に頑張りたいと思います。
バッハコン発表
素敵な表紙で気分もUP
ポカーン!
作曲家の意図が新たに解明され、2~3年前に出版された指導書がもう使えなくなり、最新の指導書に要点だけ書き写す作業をしなければならなくなりました。
私がこれまで当たり前な奏法だと思って来たアーティキュレーションが全く違うのです。
間違ったことを教えられないので、今日のレッスンから改めます。
でも、まだ、バッハインベンションの伴奏録音があと5曲、残っているので書き込みは順にします。
引き続き、情報のアンテナを張っておきます。
表現方法もいろいろ
ある俳優さんが台本に書かれている「すごくおいしい」を読む時、
「すごく、おいしい」
「すご~くおいしい」
「すっごくおいしい」
「す、ご、く、おいし~い」
「す、ご、く、お、い、し、い」
という言い方があると思いますが、音楽表現も言葉と一緒で、言い方や抑揚の付け方で心が感じられるかどうかが変わって来ます。
そこで、審査の時、他の人との差が付くのだと思います。
あなたの曲を再度、見直して、どのように表現したいか考えてみましょう。
名案が浮かんだら、先生に話してね!
アーティキュレーション
ピアノを演奏する時、アーティキュレーションによって、かなり曲の印象が変わります。要するに文の句読点で意味が変わるという事です。
例えば、
「私は、泣きながら走る弟を追いかけた。」と
「私は泣きながら、走る弟を追いかけた。」では、泣いている人が誰か変わって来ますよね。生徒の皆さん、分かりますよね?
また、「おしょくじけん」と聞くと、「お食事券」なのか、「汚職事件」なのか大きな差が生じますね。音楽もそれと一緒で、「おしょくじ・けん」「おしょく・じけん」かで意味合いが変わります。音楽も一緒で、アーティキュレーションの付け方で曲の印象が変わります。
楽譜も年々進化しており、従来のスラーの付け方は本来の作曲家の意に反していると解明された物もあり、私も楽譜を買い直し、注意書きを一から書き直す作業もしています。
間違った弾き方を生徒さんに伝授しないよう、これからも精進しますね。(コンクールでも悪影響が出ちゃうといけませんからね。)



