バッハのセミナーに出掛けました。
今日は天気がよく、富士山も綺麗に見えました。
やはり、バロックが奥深く、バッハが自分の子どもや弟子たちにキリスト教の教えを音楽で解いたことの意味深さに毎回、感銘を受けます。音型で王冠を表したり(キリストは茨の冠)、音の上行は天に上って喜びを表したり、神に救いを求めたり、半音階は十字架を背負って歩く様子や苦難を表すなど、とても心にズキンと響く音楽です。
心を清くしておかねば、体に入ってこない音楽です。
鉛筆で演奏表現を高める
クリスマス曲
角野くんの国際マスタークラス
昨年、ピティナ特級グランプリに輝いた現役東京大学・大学院生の角野くんがポーランドの国際マスタークラスに参加されたそうです。私の生徒さんもコンクールで角野君と一緒に写真を撮った生徒さんもいますので、UPさせて頂きますね。
角野くんは個人Lessonでショパンのバラ2、ソナタ、英雄ポロネーズ、マズルカなどを学ばれたそうです。あれくらい素晴らしい演奏でも角野君は「自分の楽譜の読み込み力の足りなさを突き付けられた気分で、ケヴィン・ケナー先生のとても頭脳明晰で論理的な解釈が印象的でした。」と書かれています。ピアニシモの美しさと、和音のアタックのタイミングもとても細かい単位で聴き分けるのに驚かれたそうです。ピアニシモの音を出したり、和音を揃えるのが苦手な人は多いですよね。何とかしなくっちゃ。
4日目には演奏会があり、アンダンテ・スピアナートを若手ピアニストが演奏され、その後、ネルソン先生が演奏するラフマニノフのピアノ協奏曲第3番が素晴らしく、弾き終えた会場は大熱狂で、数十人規模でブラボーが飛び交い、満席のスタンディングオーべ―ションだったそうです。
角野君は「このような凄まじい熱気の帯びた雰囲気をどうやったら日本でも出来るだろう!」と考えられたそうです。
食事は宮殿で3食提供され、お昼がメインで夕食はしっかり食べないというスタイルだったそうです。
シンプルな味付けで野菜とスープが美味しく、角野君はレッスン以外の時間、「ピアノの森」の演奏に関わっていた反田恭平さんと共にマスタークラスを過ごされたようです。
きらめき入賞者☆やったね!
発明家のママ
お勧めのクリスマスコンサート
今後の対策
まだまだブルグコンFinalやバッハコン、ヤマハのYJPCと続きますが、きらめきが一旦終わったので、今後の対策として、
①指先の強化(指先まで意識が届くか?)
②メンタルの弱い子の強化(精神力を鍛える)
③用意周到になって、選曲を今から始めて、お子さんの特徴を吟味され、好みもお聴きして、家族会議をしてくださいね。きらめき音楽祭のこれまでのプログラムを物色したり、YouTube、よその発表会やコンクールの見学など。付箋に候補の曲名と作曲者を書いて、順位を付けてリビングに飾るのも良いですね。付箋なら、取り外しが出来るので順位の移動も可能です。
④毎回のレッスンで良くなった弾き方をお母様が動画で撮って頂き、1週間後、その弾き方より悪くなっていないこと、要するに前進のみのレッスン形態が理想です。
⑤楽譜を見る時は注意力・集中力をMAXにすること。邪念は一切入れないこと。
以上、真剣に何事も取り組めば、学び方も身に付きますね。
※お知らせ・・・有難いことに昨年に続き、「最優秀指導者賞」を頂きました。これも偏に保護者の皆様のご理解とお子さんの頑張りの賜物です。心より感謝申し上げます。
<m(__)m>
きらめき③ちょっとイイ話
先日、生徒のB子ちゃんの保護者の方からこのような話がありました。
「A子ちゃんは賞が違ったのに『B子ちゃん、良かったね。おめでとう!』って言ってくれたよ。なんか泣きそうな感じだったのに笑顔で言ったんだよ。凄いね!」それを聴いて私は胸が熱くなりました。きっと、ご家庭でもキチンとした育て方をされていらっしゃるんだな!って思いました。私の家でも常々そう言っているのですが、果たしてその場に立ったら言えるかどうか、と思いました。A子ちゃんは凄いです。金賞を上げたいです。」
とてもイイ話ですね。こうやって、皆さん人間性も学び、成長されていくんだなぁ!って思います。
そういうお家柄のお子さんが私の教室に多く通って頂けることにも感謝申し上げます。
HPに入賞者発表!
きらめき音楽祭のHPに入賞者リストが発表されましたので、お知らせいたします。