10月 09

ショパコン1次予選を終えて

ショパコン1次予選の演奏を数人、聴かせて頂き、感じたことは、

🌸進藤美優ちゃん…ミスタッチがありましたが、よく歌っていました。私としては予備予選やピティナ特級の時の演奏が好きでした。

🌸反田くん…思慮深く、しっかりしたタッチで、熟慮に熟慮を重ねて演奏をしていました。曲に対する熱量とこのコンクールに懸けている思いが半端ないです。

🌸角野くん…予備予選より凄くよくなっていると感じました。角野くんもよく考えて演奏されていて良かったです。

🌸牛田くん…とても真摯的で感慨深い演奏でピアノの貴公子といった印象でした。とても安定感が熱量を出すところはしっかり出ていました。

🌸小林愛実ちゃん…初め、椅子のハプニングがありましたが、しっとり、よく熟練された演奏で、うちに秘めた想いが音色となって現れ、素敵でした。本当に語りかけるような演奏で素晴らしいと思いました。

🌸京増さん…大人の落ち着きと安定感のある演奏でした。骨太な音色は反田くんと似ているかも?

😢残念だった人の演奏…自分だけ曲に酔って演奏していて、聴き手側に音楽が届いていない印象でした。主旋律が埋もれるところもあり、残念でした。当日は何が起こるか分からないので練習で完成度、成功の確率を上げるしかないですね。

💪皆さん、きらめきfinalの参考になったと思います。よく考えて弾きましょうね💕

10月 09

きらめきの直前レッスン

きらめき音楽祭finalの直前レッスンは今回も希望者だけさせて頂きます。

今回は10/31(日)に直前レッスンをさせて頂きますが、午前に指導者セミナーが入っていますので、午後の限られた時間しかありません。ご了承くださいませ。

希望者はレッスンの時にお尋ねくださいね💕

10月 07

興味深い投稿

某音大教授がFacebookに興味深い投稿をされました。確かに世界中にショパンコンの様子が配信され、コンテスタントは緊張感と自分への挑戦ですね。とても立派だと思います。きっと大らかな心&偉大な人物になることでしょう。

10月 06

ショパコン、気になる審査法は?

気になる審査方法は?

審査の方法についても見ていきましょう。

まず、いずれのステージでも、審査員は自分の教え子には点数を入れることができません

ステージ1から3では、審査員は、各コンテスタントに、次のステージに進むべきか否かのYES/NOと、1〜25ポイントの点数をつけます。YESの数が多い順に、得点の平均点を添えたものが並び、名前を明かさない状態で次のステージへの通過者が決定されます。

ただしステージ3のあとは、9番手から12番手について、審査員の過半数がコンテスタントの名前を知りたいとした場合、名前を見たうえで、10名のファイナリストを決定するとのこと。

1937年に開催された第3回ショパン国際ピアノコンクールのステージ3の様子。左側に審査員が座っている。
©Koncern Ilustrowany Kurier Codzienny

ファイナルでは、1から10までの点数を各コンテスタントに投票。これは、コンクールの最終順位という想定で、これまでのステージの演奏も考慮にいれたうえでつけられる点数です。

そして最終的には6名までに順位が与えられ、彼らはショパンコンクール入賞者として、歴史に名を刻むこととなります。

いったい、日本人は何名残ってくださるのかしら?
10月 06

ショパコン今後のスケジュール

各ステージは、下記の課題曲、参加人数で行なわれます。

本大会【ステージ1(第1次予選)】80名が演奏

・指定のエチュードから2つ

・指定のノクターンまたはエチュードから1つ

バラード、舟歌、幻想曲、スケルツォから1つ

本大会【ステージ2(第2次予選)】40名が演奏

バラード、舟歌、幻想曲、スケルツォ、幻想ポロネーズから1つ

※ステージ1でスケルツォを演奏した場合は、それ以外から選ぶ

・指定のワルツから1つ

・アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズポロネーズOp.44、ポロネーズOp.53、ポロネーズOp.26から1つ

・その他ショパンの作品で、演奏時間が30〜40分となるようにする

※時間がオーバーした場合、審査員が演奏を止めることがある

本大会【ステージ3(第3次予選)】20名が演奏

・ピアノ・ソナタ第2番、ピアノ・ソナタ第3番、24のプレリュードから1つ

・指定の作品番号のマズルカを1セット

・その他ショパンの作品で、演奏時間が45〜55分となるようにする

 ※時間がオーバーした場合、審査員が演奏を止めることがある

【ファイナル】10名が1曲のみ演奏

・ピアノ協奏曲第1番、第2番のいずれかです。

10月 05

反田くんの演奏

日本で最もコンサートのチケットが取りにくい反田くんの演奏も上がって来ました❣️1曲目のノクターンはとても素敵な曲で演奏も素晴らしいです。Op.10-1は弾きにくい曲ですが、外すことなく完璧でした。最後のスケルツォNo.2は若い頃、私もよく弾きました。娘も高校の時に弾いていました。中間部の切ないメロディが素敵です。最後の部分は反田くんらしくインパクトのある演奏で、間の取り方も「う〜ん、なるほど‼️」と思いました。予備予選から、反田くんはこのショパコンに懸ける気迫を感じます。汗が目に入って痛いのか、目をパチパチしていましたね。あれだけ右脳左脳、目、腕、指、足、全てに集中していれば、汗も出て来ますね。

10月 05

角野くんの演奏

ショパコン第1次予選の角野くんの演奏も単独で上がって来ました。予備予選より演奏が磨かれて良くなったと感じました。ポーランドに入る前にフランスに立ち寄り、ルイサダ先生にレッスンして頂いたようです。角野くんは少しヘアスタイルを変え、ショパンのようにされたそうです。

10月 05

牛田くんの演奏

ショパコン第1次予選の熱い闘いが続いています。本来、モーニングセッション(4時間半)とイブニングセッション(5時間)で纏めての動画ですが、注目されているからでしょうか?お一人単独で上がって来ました。牛田くんの演奏は正統派&(思慮深いと言うより)感慨深い演奏だと思いました。貴公子の印象です。少し、髪が茶髪になったかな?革命のペダルの使い方が素敵でした。牛田くんならではのテクニックの持ち主だからこそできるペダリングだと思いました。