12月 12

モスクワのレッスン風景

牛田君、モスクワ音楽院のレッスン風景です。
なんと、ピアノコンツェルトを3曲‼️
プロコの3番、リストの1番、グリーグのレッスンだそうです。
何時間かかるの?って思っちゃいます。
牛田君は左のピアノの方に座っていますね。
普通、日本の音大や著名な先生のご自宅のレッスンではピアノを2台くっつける所が多いですが、モスクワは土地が広いからか、窓があるからなのか、分かりませんが、真ん中が空けてありますね。

12月 12

凄く速い同音連打

素晴らしいデュオの動画をご紹介しましょう。

ご夫婦だからこそ、男女でこんなに接近できるのでしょうね。
それにしてもメッチャ速い同音連打です。
昨日のブログのアルゲリッチも速かったですね。
グランドピアノでなきゃ、この速さは出来ませんね。
動画をご覧ください。
12月 11

さすが、アルゲリッチ!

ブゾーニとジュネーブ国際ピアノコンクールで優勝しているアルゲリッチが演奏するスカルラッティ・ソナタの動画をご紹介いたします。アルゲリッチの祖先はスペインからアルゼンチンに移住して来ました。お父様は経済学の教授&会計士です。一家はユダヤ教からキリスト・プロテスタントに改宗し、アルゲリッチが保育園時代に「どうせピアノなんか弾けないよね~!」と人から挑発され、そこから名教師について猛練習し、這い上がりました。

動画をご覧頂くと、初めにお辞儀をした後、ハンカチをピアノの中にポ~イ!っと投げる様子はユニークですが、彼女なら許されるのでしょうね。
それにしても同音連打の指変えが速い❣️離鍵も速い‼︎
中音域がチェンバロのように聴こえて来る。

赤松先生が以前、ピアノでスカルラッティを演奏された時も不思議とチェンバロのように聴こえて来たことがありました。
 
バロック時代に合ったタッチと離鍵が第一ってことですね。
とにかく、動画をご覧くださいね。↓

12月 11

音感について

音感の根源を辿ると、行き着くところはこれですね。
①階名識別感覚…みんなが良く理解していること。
②倍音チューニング感覚…日本では語られていなかったこと。ヨーロッパは教会の賛美歌がハモって歌われたり、街では偉大な作曲家の音楽があちこちで聴ける。一音を出せば、ハーモニーを感じる音が頭の中に浮かぶのでしょうね。文化の違いかな?
12月 10

リストの「ダンテを読んで」

リストの「ダンテを読んで」というソナタ風幻想曲をご紹介します。ダンテの「神曲」を元に作曲されました。世界文学の勉強にもなりますね。では、「神曲」のストーリーをご紹介します。ご存じだったら、ごめんなさい。


ダンテという青年が、師匠と慕う年配の男性に連れられて、生きた身のまま地獄を見学し、その先に煉獄、天国を見学し、最終的には人間の世界へと戻って来るという、いわば「あの世見学ツアー」です。 
その中の地獄編で、この先に煉獄と天国なるものが待ち受けているわけですが、地獄は大きな谷になっていて、罪が深ければ深いほど、谷をぐるぐると降りた下の方へいきます。 

地獄を降りていくた度に、そこで苦しめられている人たちに「お前は誰だ?なぜ生き身のままここにいる?」と尋ねられ、自分がいかにして地獄に来る羽目になったかを涙ながらに語ります。
各場面自体は、「ほー、こういう罪を犯すと、地獄でこういうふうに痛めつけられるのね」と納得できるしおもしろいお話です。
例えば、あるシーンでは、顔を後ろ前反対に付けられていて、前に進もうとするには後ろにさがらないと歩けない人たちが登場します (笑)
彼らは未来を予言しようとした罪で地獄へ落とされた人達で、一生後ろしか見られないという刑罰で痛くはありませんが、これも辛いかも?

主人公の「ダンテ」が実際に生きたまま地獄を見て来たことを「自分の良心に誓って真実である」と何度も言います。

この作品は一生忘れられないほどのインパクトを持っているので、今でも傑作となっているようです。
曲はこちらです。長いのでお時間のある人はお聴きください。
12月 08

モスクワの様子(牛田君)

またまた、モスクワにいる牛田君の様子が入って来ました。
写真は雪と建物の白さが寒そうに感じますが、モスクワの人々は雪が降っていても傘をささない人が多いらしいです。
そして、もう一枚はグルジア料理のチーズ入りパンをメインとしたレストランの入り口の前だそうです。