10月 26

リスト博物館

リスト博物館の写真をご紹介いたします。
4オクターブのピアノ(これは打鍵の高さが浅い)、机から鍵盤が出てくるピアノ、ろうそくの付いた譜面台があるピアノなど、時代を感じますね。
おっと、リストがサロンで演奏する写真もあり、これは貴重です。
たくさんの人が集まり、人気の的だったことが伺えます。

10月 24

ブダペストのピアノコンペ

音楽仲間のN先生(京都在住)がブダペストのピアノコンペティションで見事に第2位を獲得されました。Congratulation!
リストの銅像、人形、市場の様子の写真を見せてくださいました。何処を見ても美しい写真が撮れると大喜びでした。審査の先生のコメントは「レヴェルは中堅クラスのコンクール受賞歴を持つピアニストが数名見られ、60歳代の人まで幅広い層でした。ベヒシュタインのピアノのコントロールに苦労された人が多い中、旋律を美しく描き上げて、色彩感溢れる和声を響かせて対旋律もセンス良く奏でる演奏が散見され、上位の争いはいつもながら熾烈の闘いでした。」とのことです。

10月 22

菊地先生の言葉

「菊地裕介」の画像検索結果

Facebookを拝見していたら、菊池先生の投稿を見つけました。
なるほど、ダブルレッスン(地元の先生と月1回くらい菊池先生に師事)をされている生徒さんが日本でレベルが超高い全日本学生コンクールに1位通過して全国行きになったそうです。その投稿には菊池先生が「弟子のことを自分の手柄のように語るのは好きではないが、純粋に嬉しい。しかし、日頃の先生のお導きに感謝いたします。僕は教えたというより、聴いて弾いて見せて芸術面のアドバイスをして、考え、感じることを促しただけです。」と謙虚なお言葉が書いてありました。
確かにそのレッスンを受けた生徒さんが活かすも殺すも本人の資質次第ですね。

私も これまで生徒さんが受けたコンクールの審査員のコメントで「良いご指導を受けてみえますね。」と書かれた審査員の先生が3人程いらして、感謝しています。でも、それは私の考えを生徒さんがご納得されて演奏に反映することが出来たかどうかということと(私の伝え方にも問題があるかも?)、その審査員が私の指導法に共感を持って頂けたかによるものだと思いました。やはり、その時の審査員によるから、運かな?

10月 21

フランス音楽の勉強

今日はパリエコールノルマル音楽院教授の中沖玲子先生のセミナーに出掛けました。

パリの音楽事情、ソルフェージュ、ドイツ・フランス・イタリアのそれぞれの国の特徴、出版社の楽譜の相違、審査員の公平性、フランス音楽の演奏法の特徴などを学ばせて頂きました。喜びの島、花火、ゴリウォーク…、アラベスクNo.1、亜麻色の髪の乙女、スカロボ、参考例としてイゾルデの愛の死などを拝聴させて頂きました。

最後にアシスタントのピアニストとプーランクの4手の為のソナタを演奏され、キラキラして迫力があり、心に迫る印象を受けました。たくさんの知識を与えてくださり感謝申し上げます。写真の絵画は喜びの島に因んでご紹介された画家ジャン・アントワーヌ・ヴァトーの「シテール島への巡礼」で、私の楽譜にもその絵画のコピーが挟み込んであります。